小さな世界と、つながる
2021年の夏、私たちMapCameraは27周年を迎えました。
これもひとえに、日頃ご愛顧いただいている皆様があってこそのこと、いつも本当にありがとうございます。
今年はマップカメラで働くスタッフ一人一人が、27周年にちなみ「○○と、つながる」というテーマでバトンを“(27)つな”ぐことに。
「屈指のカメラ好き」は数居れど、撮るもの、撮る目的は十人十色、否、百人百色とも言えるほどに多様であるはず。
夏休みを思い出すような思い出の毎日から、少しずつお時間を拝借いたしまして「カメラが人とモノを繋ぐ様」をご覧いただこうと思います。
ファインダー越しと表現される世界は隔たれているわけではなく「繋がっている」という事を実感していただけたのなら私達も嬉しい限り。
個性派揃いの全45回、今夏のお供にどうぞ。
第31回「小さな世界と、つながる」
私が今回の被写体に選んだのは、いつも個人的に被写体にしているグッズです。
FUJIFILMのX-T4を使用しましたので、フィルムシミュレーションを使用して楽しみました。
近年、私は撮影場所が部屋撮りメインになった影響で、比較的小さ目の物を撮影することが多くなりました。
最もよく被写体として選ぶのが「カプセルトイ」の製品。
「ガチャ」や「ガチャガチャ」「ガチャポン」などの名前が有名で、
筐体からランダムにカプセルに入った商品が出るのが特徴です。
熱が入ってしまい、欲しいものを得るために何度も購入した事がある方もいらっしゃるかと思います。
私が幼い頃には、すでにフルカラーの製品も存在し、簡単な組み立て式のものも多かったのですが、
やや古めの塗装されていない塩化ビニル製の「〇〇消しゴム」の名前の商品が存在し、
ダブったものを消しゴムとして使おうとしたら、逆に鉛筆の黒汚れが広がったのをよく覚えています。
最近のカプセルトイはキャラクターものにとどまらず、ネタ重視やリアル重視などバリエーションが多様で、
どの製品も非常にクオリティが高く、細かな塗装がなされている物が多くなりました。
内容の変化もあり、大人でもついつい買ってみたくなる製品が増えた印象があります。
カプセルトイを専門に取り扱っているお店もあり、廃れる気配が全くありません。
最近は電子決済できる筐体や、
高額の設定が可能なプレミアムガシャポンも登場しており、より盛り上がっているように感じます。
カプセルトイ製品以外も被写体に選びますが、
“ランダムに商品が出る”というカプセルトイの性質上、
被写体もランダムになる為、購入するときは何が出るのか楽しみです。