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新発売!マップカメラ オリジナルフィルター「WOR VARIABLE-ND」

 

マップカメラでは創業30周年を記念して、2024年7月26日に新オリジナルバリアブルNDフィルター「WOR VARIABLE-ND」を発売いたします。
それに先立ちまして7月19日よりご予約受付を開始いたしました。
高品質な可変NDフィルターをお求めやすい価格に抑えながら、オリジナル商品であるWORシリーズで大好評いただいている「撥水撥油コーティング」を施し、安心安全の国内生産にこだわった逸品となっています。
 

■ND2.5~ND500まで濃度調整が可能なバリアブルNDフィルター■

近年ミラーレス一眼カメラの進化と共に動画性能も日進月歩で進化しており、誰でも手軽にクオリティの高い動画を撮影ができる環境になりました。
そのような時代背景の中で需要が高まっているのが可変式NDフィルターです。日中の野外撮影においてシャッタースピードを適正値までに下げるためにNDフィルターは必須アイテム。
撮影環境によって臨機応変に減光量の切り替えができる「可変=バリアブル」フィルターは特に重宝します。もちろん写真撮影にも様々なシーンで活用できる非常に便利なアイテム。
その一方で高品質な国産の可変NDフィルターは価格が高く中々手が出せない。とはいえ安価なフィルターは画質面で不安が残る…。
そんな課題を一気に解決したのが今回の「WOR VARIABLE-ND」です。

■安心の国内生産■

当店では長らく定番品としてマップカメラオリジナルフィルターである「MC-Nノーマルフィルター」と、撥水撥油コーティングを搭載した「WORプロテクトフィルター」をラインナップしていますが、今回新たに可変NDフィルター「WOR VARIABLE-ND」を開発しました。
安心の国内生産を実現するために、製造はフィルター専業メーカー「マルミ光機」に依頼。
多くの方に「国産可変NDフィルター」を使用していただきたいという思いから、価格も出来る限り抑えてご提供いたします。
マップカメラオリジナル商品として大人気の撥水撥油フィルター「WOR」シリーズと同様にコーティングを設け、雨や油汚れに強いフィルターに仕上がっています。

■お手入れが楽になる撥水撥油コーティングを採用■

 


左:WORコーティングあり 右:コーティングなし

 

今回WORコーティングがされている「WOR VARIABLE-NDフィルター」と、コーティングを施していないフィルターを2種類用意。
フィルター表面に霧吹きで水を吹きかけると、さっそく違いが現れました。
右のノーコーティング品は水滴同士がくっついてしまい、水滴というより水たまり状態。その一方でWORは撥水性を持つため、水が1つ1つの水滴となって散らばっていることがわかります。
クロスで拭き上げる際にも撥水加工されているフィルターは簡単に水滴が除去できた一方で、コーティングされていない方は横に水滴が伸びてしまい、綺麗に拭き上げることが出来ませんでした。
外出先でフィルターが汚れてしまった場合にもWORコーティングが施されていれば安心。すぐにクリーニングして撮影を再開することが出来ます。

 

■レンズの意匠を活かすデザイン■

今回の「WOR VARIABLE-ND」は外観にもこだわっています。
レンズのデザインに極力干渉することのないよう、白塗装の文字入れではなくブルーの塗装にすることでシックな雰囲気に仕上げました。
バリアブルNDに不可欠な枠目盛の視認性を担保しながらもレンズのデザインを極力損なわないようにするマップカメラならではの拘りです。

■高品質ながら低価格を実現■

価格もオリジナル商品としてお求めやすい価格に抑えました。

フィルターラインナップは動画撮影に便利なズームレンズや大口径レンズに対応できるよう、主流の3サイズ「67mm / 77mm / 82mm」をご用意いたしました。
価格はすべて税込み価格にて67mmが7680円、77mmが9,480円、82mmが10,280円と、国産可変NDフィルターとしては低価格を実現しています。

■スチル撮影にもおすすめ■

動画撮影はもちろんのこと、スチル撮影でも大活躍する可変NDフィルター。
今回発表した「WOR VARIABLE-ND」を使用する機会に恵まれましたので、NDフィルターを活用するメリットと共にスチル撮影での作例を数枚ご紹介します。

明るい場所でボケを活かした撮影を行いたくても、開放で撮影すると光量オーバーで白飛びしてしまう。
白飛びを回避するためには絞り込む必要があり中々上手く表現できない。
特に夏の季節は日光も強く悩まされます。そんな時に活躍するのが減光効果を持つNDフィルター。
入ってくる光量を調整することで、明るいレンズでも日中に思う存分撮影することが出来るようになります。

可変NDフィルターを調整して絞り開放にて撮影。同じレンズで撮影していますが、先ほどの写真と比べるて雰囲気が全く異なる写真を撮影することが出来ました。
直射日光が当たる場所もあれば、日が少し陰る場所での撮影もある。時間帯によっても野外の光は刻一刻と変化していきますが、そんな時に光の具合に合わせて減光具合を調整できるのが可変NDフィルターの強みです。

さらに今回は可変NDフィルター全般の特性であるカラーシフト現象(詳しくは冒頭の動画内にて解説しております)を活かし、ホワイトバランスと色濃度を調整しながらノスタルジック調に撮影してみました。
ホワイトバランスを調整することでカラーシフト現象を抑えることもでき、逆に撮影に活かすことで表現の幅を広げることも可能です。

大口径レンズにて絞り開放で撮影しながらも、シャッタースピードを下げたいシーンに出くわすこともあるのではないでしょうか。
今回は後ろでボケているススキの動きを出すために、1/2秒という低速シャッターで撮影しました。
若干揺れを出すことでより柔らかな印象になり、ピントが合っている雫の存在感が増しているように感じます。

公園によく設置されている小さな滝。このような水飛沫をシャッター速度を下げてシルクのように表現するためにNDフィルターを使用するのも定石。特に日中にボケを活かした撮影となるとNDフィルターは必須アイテムです。
湖や川、滝の撮影など、シャッタースピードを変えて水の表情の変化を楽しめるのも写真撮影の醍醐味。
様々な被写体、時間帯や環境に合わせて減光値を変更できる偏向フィルターは1枚所有しておくと融通が利いて非常に便利です。

NDフィルターの活用方法は速度を下げるだけではありません。
大きく減光させることでISO感度を上げ、あえてノイズを発生させてモノクロ撮影を行ってみるのもまた一興。
ノイズをしっかりと出すことでモノクロフィルムで撮ったかのような写真に仕上げることが出来ました。
日中はISO感度を必要以上に上げることが出来ない中で絞り開放、ISO 51200での撮影が叶ったのもNDフィルターのおかげです。

「WOR VARIABLE-ND」はND2.5~ND500まで幅広い値に対応しているので、1枚持ち歩く事で様々なシーンで活躍できます。
動画撮影で可変NDフィルターの導入を考えている方はもちろん、スチルにもおすすめの一枚。ぜひ一度お試しください。

 

マップカメラがオススメする「WOR VARIABLE-ND」はこちら!

 

[ Category:etc. YouTube | 掲載日時:24年07月19日 11時02分 ]

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