数年前の話ですが、友人に誘われ国道で行ける日本で一番高いところに行ってきました。

その場所とは、温泉で有名な草津を抜けた先にある国道292号線「志賀草津高原ルート」の最高地点。
群馬県と長野県の間にあり、渋峠と呼ばれており標高はなんと2,172メートルにもなります。

この日は台風が通過した翌日で、澄んだ空気で快晴の夜空が楽しめるかと思っていたのですが天候の回復が予想より遅く残念な結果に…と思いきや朝日が昇るにつれ雲海が現れます。刻一刻と表情を変える雲の様子を収めた朝の一幕です。

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大気の流れの力強さを感じる一枚だったのでモノクロに仕上げてみました。

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こちらは縦構図で。

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ホワイトバランスをアンバーに寄せて一枚。
山の稜線を構図から消して浮遊感のある幻想的な雰囲気に。

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日も昇り辺りを照らし始めると、渋峠から見下ろすことが出来る芳ヶ平湿原が顔を現します。広角で辺りの風景も含めてズイッと飲み込む構図にしてみました。
ちなみにこの湿原そのものに足を踏み入れることもでき、ハイキングを楽しむ事もできるようなのですがさすがにそれ相応の装備が必要という事でしたのでいつか行くぞと心に決め、帰路へとつくのでした。

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