星空を撮ろう vol.5

今年2009年は国際天文年。
空は見上げましたか？

今日、明日はちょうどチャンス。
19日から23日未明にかけて、オリオン座流星群の出現ピークです。

いまピークを迎えているのは、
約3000年前にハレー彗星から放出された塵が
2006年～2010年にかけて地球に接近するため。

約3000年前とは気が遠くなりますね。

2006年から急増していたオリオン座流星群ですが、
次に急増するのは70年後、
そして来年は月明かりがあるため、
良い条件での観測は事実上今年が最後(!)とのことです。

今夜、3000年かけてとどいた流れ星を見てみてください！

参考:国立天文台オリオン座流星群特設ページ

そして、2009年の一大イベントは何といっても皆既日食でしたが、
みなさまは撮影することはできたでしょうか？

スタッフのUさんが九州で撮影した日食写真です。
機材：Nikon New FM2 + Carl Zeiss Planar T* 50mm F2
フイルム　ILFORD FP4 PLUS (ISO125)

日食グラスだったり、フィルターだったり、、
太陽の撮影は、
・機材の事前準備
・観測場所をどこにするか
がいかに大事か暴風雨の悪石島の様子をみても思いました。

2012年5月21日は、なんと東京で金環日食がみられます。

見られる地域は、トカラ列島、屋久島、種子島、九州・四国・近畿・中部・東北の一部、関東の大部分など。

今回諦めた方々も、これは撮影するしかないでしょう。

太陽そのものを撮影するのは難しそうだと感じている方も、
たとえば木漏れ日を撮るっていうのはいかがでしょう？
木漏れ日の光が欠けてお月様のようになった様子も面白いと思いますよ。

国立天文台:日食情報ページ

オリンパス：日食撮影テクニック

事前準備を万端に、今度こそは撮ってみたいですね。

国際天文年の2009年はまだ終わっていません。
三大流星群である「ふたご座流星群」は12月14日ごろ。
美しい流星群を見逃してしまうのはもったいない！
冬の夜空を眺めてみましょう。

2号店S.N