【タイムズフォト】最新デジタルで「地下道スナップ」PENTAX K-5
「最新デジタルで「地下道スナップ」PENTAX K-5」
こんにちはパウセカムイです。普段は古い古いレンジファインダー機の感触に耽溺し、フィルムをせっせとスキャンすることに無上の喜びを感じているわたしですが、EC営業部WEB制作Tの一員としては勿論それだけでは許されません。
天気の良いお昼休みには店舗で最新デジタル機材をお借りして、皆様のカメラ・レンズ選びの一助になればと「プチ作例」(時々当サイトトップページに出てくる「試写画像あり」というやつです。)の撮影に勤しんだりもしています。
プチ作例
同チームのメンバー4人。思い思いの場所で撮ってくるのですが、レンズを向ける対象や撮り方、出かける場所などそれぞれ個性が出ていて面白いです。
(雰囲気のある写真や、こんな場所が新宿に?という写真を見るとちょっと悔しかったり・・)
行き先は基本的に歩いていける範囲。(お昼休みプラスαですので・・)
だから普段から新宿駅周辺のロケーションハンティングは欠かせません。
「ここなんか通りが見渡せて流行のジオラマモードにいいかも!」とか、「このレンガ壁は単焦点レンズの性能アピールに」「この花屋さんは夕方の点光源も入れてのボケ描写に」など。
そんな中、地下道におもしろい壁を見つけました。ヨーロッパのどこかの広場の大きな写真が壁一面に貼ってあります。
非常ベルなどもある普通の壁なのですが、その非常ベルBOXの出っ張りも含め上から写真が貼られています。
ちょっと薄暗い場所で、専用のスポット照明が当たっています。
「ちょっとアンダー補正してスポット感を強調すれば暗部のノイズなんかわかりやすいかも。これはデジタル一眼の高感度性能評価用だな!」
というわけで早速試写です。最新デジタル一眼の高感度性能、試させていただきます。
選んだ機種はISO51200という驚きの高感度性能を誇るPENTAXの新鋭デジタル一眼レフ「K-5」です。
ISO 51200 |
ISO 25600 |
ISO 12800 |
ISO 6400 |
ISO 3200 |
ISO 1600 |
ISO 800 |
ISO 400 |
さすがにISO51200はともかくとして、ISO6400ならまずまず、3200なら完全に許容範囲だな!と感じました。(ノイズリダクションは強にしてみました。)この暗さで1/160 f6.3(ISO 6400)。手持ちスナップOKです。
もうひとつのこの機種自慢の機能「手持ちHDR」も試してみました。
HDRなし |
HDR1 |
HDR2 |
静かな静かなシャッター音も好印象。私の持っているミラーレス機と比べても段違いの静かさです。(M型ライカ級かもしれません。)周りの空気を乱さないシャッター音が撮影者にどれだけ勇気を与えてくれるか・・街撮りの好きな方なら理解していただけると思います。
PENTAX K-5 18-135mm f8 1/20 ISO 3200 HDR3
PENTAX K-5 18-135mm f5.6 1/125 ISO 3200
PENTAX K-5 18-135mm f5 1/125 ISO 3200
圧倒的な高感度性能に注目して持ち出したK-5ですが、他の意味でもなかなかのスナップカメラでした。
街撮り派の皆様、ぜひ一度お試しください。