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【マップカメラ鉄道倶楽部RailMap】東京総合車両センター「夏休みフェア」見学記

8月25日、東京都品川区の「JR東日本 東京総合車両センター」で一般公開が行われました。
東京総合車両センターの一般公開は「夏休みフェア」と称し、毎年8月の最終土曜日に行われている人気のイベントです。
今年は今話題の馬インフルエンザの影響で、予定されていた乗馬イベントが中止になるアクシデントもありましたが、最寄りの大井町駅から続く長い行列は大盛況を物語っていました。

東京総合車両センター入口検車中の京浜東北線209系
台車組み立てモーター組み立て
東京総合車両センターは首都圏を走る車両のメンテナンスをおこなっている車両工場(旧大井工場)と山手線の車庫(旧山手電車区)の機能をもっています。
一般公開では普段見られない工場内部の様子や電車の部品を詳しく見ることができます。

車体上げ下ろし実演
車体上げ下し作業の実演を見学。車体持ち上げることによって台車(車輪とモーター部)を外します。
最近の車両は軽量化が進んでいるとはいえ、5分程度で移動完了。
大きな車両が目の前で持ち上がる姿は圧巻なのですが、あっというまの出来事に少々物足りなさも。

山手線地下車両基地車両洗浄装置洗浄線から見る工場
山手線の車庫からの車両洗浄装置体験にも乗車してみました(写真左)。
東京総合車両センター内の山手線の車庫は2階建てになっていて、普段外から見える部分は上層部にあたります。
今回、洗浄体験の為に設けられた乗り場は普段見ることのできない地下層。ここに降りれただけでもテンションがあがります。
そして、ガソリンスタンドにある自動洗車機に似た大きなブラシの中を徐行運転で通り抜けます(写真中)。
ほんの一瞬の出来事なんですが、ものすごい水圧でガラス越しでも腰が引けてしまいます。
洗浄後車庫内を進んでいくと濡れた窓越に昔なつかしい101系の姿を見ることができました(写真右)。

車両展示コーナーには旧型車両から普段乗り慣れた車両が勢揃い!
クモハ12形
いずれもクモハ12形と呼ばれる車両で1930年代に製造され96年まで鶴見線で運用されていました。
60年以上も活躍していたなんて今のステンレス車両では考えられない長寿電車です。

現在首都圏で活躍の車両達
左から中央線E233系、東海道線E231系、横須賀総武快速線E217系、南武線209系。
普段一緒に並ぶことのない組み合わせはある意味新鮮です。
(使用機材:Nikon D200+TAMRON AF17-50mmF2.8XR Di II)

今回、東京総合車両センターに行ったのは実に19年ぶり、当時はまだ山手電車区と大井工場に別れていました(2004年に合併)。
今も昔も子供たちに人気の電車ですが、昔はもっと自由に列車に触れることができた気がします。
安全に配慮すると仕方ないことですが、久しぶりの工場見学で期待が大きかった分残念です。
山手線103系山手線205系と103系
19年前の懐かしい車両を思い出して…
1988年山手電車区にて撮影(使用機材:Nikon F501+AF35-70mmF3.3-4.5S)

[ Category:etc. | 掲載日時:07年08月27日 01時18分 ]

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