梅雨の説明書 vol.16 予測できない”不安”からあなたを守る。安心サービスの心強さとは
例年にないスピードで各地の梅雨明けが発表されています。真夏のような日差しの日もあり、梅雨のシーズンも終盤を迎えています。
とかくマイナスイメージの強い梅雨ですが、今年はここ数年よりも気分的に開放感もあり、外出の機会も多かったと思います。
折角なので梅雨を思う存分楽しんでみては、そんな意図で企画したマップカメラの「梅雨の説明書」。
梅雨を徹底的に楽しむための情報を随時発信してまいりましたが、こちらも終盤。
「梅雨の説明書」をご参考に、残りわずかの梅雨を素敵に楽しくお過ごしください!!
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毎日ジメジメ、明日もシトシト。つまんない!
そんな梅雨を表現の機会に昇華する素敵アイテム、我らが商材「カメラ」ですが、残念ながら水は天敵。
しかし紫陽花の葉の上にたたずむカエルや、地面にあたって弾ける雨粒等を撮影したい時は、どうしても濡れるリスクがつきものです。
防塵防滴性能をうたったカメラでも、万一水が内部に侵入し動かなくなってしまった場合、外的要因による破損となり、メーカー保証の対象外となってしまいます。
今日はこんな時に大活躍する安心サービスのご説明をいたします。
安心サービスとは?
新品=購入金額の5%の掛金で3年間。
中古=購入金額の3%の掛金で1年間。
それぞれ故障だけでなく破損等のトラブルにも対応できる補償システムです!
どんなに丁寧にカメラを扱っていても、予測できないトラブルは人生につきもの。
最近よく聞くケースとして、カメラを三脚に取り付け撮影中、強風にあおられ三脚ごと倒れてしまった、とか、レンズ交換中に誤ってポロリ…。
またセンサー清掃中に勢いあまってブロアの先で突いてしまったなどなど、考えるだけで恐ろしいことですがこんな不幸な出来事にも安心サービスは対応させていただきます。
詳しくはこちらをご覧ください。
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さて、冒頭の梅雨の話に戻ります。
私は元々雨でも傘を差さないタイプで防塵防滴機能を備えたカメラを愛用していますが、それでも万が一のことを考え、より一層の安心感を持って撮影に挑むためには加入は外せません。
もちろん雨のみならず、以下に紹介するようなシーンでもお役立ち必至です。
前回に引き続き、あり得ないようで実際に起こってしまったトラブルと共にご紹介。
CASE①:工事現場とEOS-1D X Mark IIと有刺鉄線
とある旅行の帰り道。「行きの下りPAで見かけた商品」がどうしても欲しくなり、登り側のPAに寄りました。
しかしその商品が見当たらず、どうにかならんかとグーグルマップを調べると、なんと歩いて行けるルートを見つけてくれました。
せっかくなのでスナップでもしながら歩こうとEOS-1D X Mark IIにEF24-70mm F2.8L II USMをマウントし、むき身でぶら下げて持っていきました。
あたりはすっかり日が暮れ真っ暗。
案内の示す通り道を下り始めて暫し、いきなり何かに足を取られました。
「?」と思い足を上げると、人間の頭一個分はあろうかというくらい大きな粘土質の土が靴にへばりついています。
急いでスマホライトで地面を照らすと、見たこともないような鮮やかな粘土が目に入りました。
地面が何かで掘り返されたようになっており、周りに草は一本もありません。
試しに数歩進んでみましたが、足を着く度大きな粘土に絡めとられ、満足に前進できませんでした。
これはまずいと思い引き返そうとしたのですが、今度は滑って登れないのです!
仕方なく細心の注意を払って下っていきました。
転倒しないように何とか中腰で下りきり、ほっとしたのも束の間。
目の前には逆さ文字で読める「立ち入り禁止」の看板と有刺鉄線、そして鍵のかかったドア。
どうやら工事現場の中に入り込んでいたようです…。
辺りを見渡しても出口は無く、下ってきた斜面は滑って物理的に登れず、仕方なく1D Xを下げたまま金網と有刺鉄線を登ることに。
気を付けながらよじ登りましたが、今度はコートが引っかかってうまく下りられない!
最後はカメラを抱えて飛び降りたのですが、奇跡的に着地に成功。私も1D Xも無事でした。
そうまでして買ったココアは、今でも冒険の記念として部屋に置いてあります。
CASE②:廃墟と沼地(?)とEOS 5D Mark IV
ずっと行ってみたかった、山奥の変電所の廃墟。
観光地化されており、誰でも入ることができます。
しかしアクセスが良い訳ではなく、6月の雨天というのも相まって山ヒルに注意しながら20分ほど廃線跡を辿ってようやく到着。
道中誰にも会わず心細かったのですが、無事到着。大興奮で写真を撮り始めました。
ひとしきり撮った後。
建物の裏側にも行けるようになっていたことに気付き歩いていくと、突然何かに足を取られました。
バランスを崩したため三脚を杖にし踏ん張ると、何と左足が泥に少し沈んでします。
しかも泥の表面が盛り上がり、その下を虫のような何かがたくさん移動している!
沼!?とパニックになり力任せに引き抜くと靴が脱げ、思い切り足を着いてしまいました。
続いて右足も沈んでいき、真っ白になった頭の中を一瞬で走馬灯が駆け巡りました。
初めてL玉を買った日、2本目のL玉を買った日、3本目の…
いけない!まだショッピングクレジットが残ってるんだった!
少し先にあった岩に三脚を引っ掛け、死に物狂いで這い上がり息を整えます。
冷静になって観察すると、どうやら沼ではなく、降り続いた雨で地面が緩くなっていただけのようです。その割には妙に深かった…。
そして三脚の上にEOS 5D Mark IV を取り付けたまま杖代わりにしていた事に気付きます。
あのまま倒れていたら間違いなく壊れてしまったでしょう。
さっきまでの興奮も忘れ、この時は心底身震いをしたのでした。
どちらも安心サービスに加入していないカメラだったので、無事だったことは何よりでした。
粘土もヘドロも、万が一被ってしまったら重修理は免れません。
運が悪ければそのまま修理不能になる可能性もあります。
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わずかな掛金で大きな安心を得られる安心サービス。
何かがあってからでは遅い。これはいままでの筆者の経験で、嫌というほど身に染みています。
マップカメラをご利用の皆様、ご購入の際には安心サービスへのご加入も、です!