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【マップカメラ鉄道倶楽部RailMap】深夜のEF55回送

お久しぶりです、のりです。
10/21の帰宅途中、珍しい機関車の回送を目撃しました。


EF55 1の流線型の形状から愛称がムーミンと呼ばれている電気機関車です。


老朽化による保守部品確保等の問題で引退が決まり、大宮にある工場に入場し、引退運転準備のために再塗装と再整備を行うための回送のようでした。


牽引機はEF60 19


このEF55という機関車は片方の運転台が流線型になっています。
これは作られた当時(昭和11年)、流線型ブームで、その流れの中で誕生した機関車でした。
1986年に動態復元された以降に流線型の形状が、ムーミンに似ているため、ムーミンといつしか呼ばれるようになった。


片側の運転台は切妻になっており、流線型側の運転台を主に使うため、切妻側の運転台は本線運転仕様ではなく、入替専用の運転台として作られています。

製造当初は、当時の有名花形特急の「つばめ」、「富士」の牽引に使用されていたが、運転速度が流線型の効果が無い速度だったこと、終端駅で転車台で方向転換をしないといけないという、運転能率が悪い機関車で、3両製造されただけで、いつしか特急の牽引からも外れていった。
その後、切妻側の運転台を整備するなどの小規模改造をされて1960年代まで使用されたが、いつしか廃車になった。
1986年に動態復元された以降、イベントに欠かせない機関車となり活躍をしてきたが、ここ数年動くことはなく、EF58 61の引退の報を聞いた頃からそろそろEF55 1も事実上引退したと聞いていた。
EF58 61が引退運転することもなく、現役を退いてしまったが、EF55 1は引退運転が行われることがJR東日本からも公式発表されました。
12月13,14日に「さよならEF55 みなかみ」高崎→水上間
1月17日に「さよならEF55 碓氷」上野→横川間
で運転されることになっています。

撮影機材:FinePix F30

[ Category:etc. | 掲載日時:08年10月22日 18時00分 ]

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