【マップカメラ情報】目指せ!ハッセルマスター☆ その2
その2 基本的な使い方
前回初めてハッセルに触れた「さく」さん。
今回は基本的な使い方を習います。
先生「どう?そろそろファインダーには慣れたかな?」
さく「はい!楽しいです♪ハッセルのファインダー越しだと
世界が綺麗に見えますねー」
先生「世界が綺麗に見える、かぁ・・・なかなか素敵なことを言うねぇ。
よし、それじゃあそろそろシャッターをきってみようか」
さく「はい。シャッターはここですね?」
注 写真はレンズを外した状態です
さく「あれ?押せません」
先生「はい、注目。ここに引き蓋が入っています」
さく「あ、本当だ。これ、取らなきゃいけないんですか?」
先生「そう。この引き蓋がシャッターロックの役割もしているよ。
鞄にカメラを入れておく時は、必ずこの引き蓋を入れておく事。
故障の原因にもなるからね」
さく「えっ?意外とハッセルって繊細・・・。気をつけます!
では早速。引き蓋抜いて、ファインダー見ながら・・・よいしょ」
がっぽん!
先生「大きな音がするでしょう?驚いたかな?」
さく「写真・・・撮ってますね。今、撮ってるって音ですね!
でも、ちょっと振動が大きいかも。これ、ぶれちゃうんじゃ?」
先生「そうだね。だからハッセルで撮る時には、特にしっかり構える事が
大事なんだよ」
さく「なるほど。では先生、早速教えてください」
先生「うん、でもその前に大事なカメラを落とさない様に、
必ずストラップをつけること。では」
先生「上は左手でシャッターをきる持ち方。
これだと、右手で巻き上げから露出の決定、ピント合わせまで
カメラを持ち替えることなく出来るね。
でも、左手でシャッター押すの何か違和感あるなぁという人は、
下の持ち方でもOK。
こちらは右手で巻き上げた後、ちょっと持ち替えて左手でピント等の
調整、右手でシャッターをきる方法。
どちらでも自分の構えやすい方法で撮るといいよ。
脇を締めて、胸やお腹にくっつけるようにして撮ること。多少窮屈でも
ぶれないことが第一だからね。」
さく「(がっぽん!)撮ってるって音ですねー。
(がっぽん!)楽しー♪(がっぽん!)」
先生(聞いてないなぁ。もう)
さく「あっ、先生!大変です!」
先生「ん?シャッターが切れなくなっちゃったかな?」
さく「わああっ!おじいちゃんごめん!」
先生「こらこら落ち着いて。故障じゃないよ。
カウンターが12を超えるとシャッターが切れなくなるんだ」
さく「えっ?12枚しか撮れないんですか?」
先生「今ボディについているフィルムマガジンは6×6サイズで
12枚撮ることが出来るんだ。
それじゃあ、次はフィルムを入れてみようか」
さく「12枚かー。のんびり撮るにはいいかも。でもなぁ。うーん・・・」
先生「聞いてないなぁ。もう」
その3につづく・・・
by さく& あーる