私がカメラを始めたきっかけ Vol.10
『私がカメラを始めたきっかけ』シリーズのVol.10
私がカメラを始めたきっかけは「思い出の引き出し」を作るため
小さい頃から記憶力が悪く、楽しかった思い出や美しい景色を覚えていることができないのが悩みでした。
旅行好きな両親に連れられて色々な所へ行っても、再度訪れた時に「ここ、昔来たの覚えてる?」に対して私は毎回答えられず、罪悪感を感じる事も多かったです。
そんな時に、父から貰ったのがCanon EOS KissDigital
写真にすれば、思い出す引き出しになるだろうと。
しかしそのカメラ、長年倉庫に眠っていたので少し使うと電源が落ちてしまう。いわゆるジャンク品でした。
写真を撮ることに夢中になった私は、すぐにカメラショップへ。店員さんに言われるがままSONY α5100ダブルズームキットを購入。
そこからは高校大学と思い出がいっぱいの日々。
カメラ片手に色々なところへ行きました。
両親の血をしっかり継いでいるのか、持ち前のフットワークの軽さで大学後半は毎週遠出。
今覚えばカメラがあるだけで数倍旅行が楽しくなっていた気がします。
私がカメラを始めたきっかけのブログが掲載されてから
『自分の存在を残すことができる』
『様々なものが鮮明に蘇ってくる』
など、共感できるものがいくつもありました。
シャッターをきるということは何か不思議な力があるのだと感じております。
きっと私は、カメラに出会ってなければこんなに前向きな性格ではなかったでしょう
コンプレックスとどう付き合って生きていくのか
それを教えてくれたのはカメラと父親でした。
今ではカメラに携わる仕事につくまでに成長しました。
改めて思い返していくと、私がカメラを始めたきっかけは思い出を忘れたくないと同時に自分自身を変えるためだったのかもしれません。
シャッターをきるという小さな魔法を体感したい方は、ぜひ当店へ足をお運び下さい
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