私がカメラを始めたきっかけ Vol.2
私がカメラを始めたきっかけは某テーマパークのショーの写真を撮りたく、
「Canon EOS Kiss X3」のダブルズームキットを購入しました。
最初の頃は一眼レフを持てた喜びが私を楽しませてくれたものの、
室内のショーを撮る際、思ったように撮れないと感じ始め、物足りなくなり、機材を買い換えてみたいと思うようになりました。
そしてレンズキット一式を売り、憧れのフルサイズボディ「Canon EOS 6D EF24-70 F4L IS USM レンズキット」を購入しました。
薄暗い明かりの中でISO感度をあげても綺麗に写る喜び、綺麗なボケ感、写真の中の細かい箇所の繊細さ、、、
自分が描いていた通りに写るこの機材に夢中になっていき、
テーマパークのショーの中でしか活用しなかった一眼レフを徐々に違う用途でも使いたいと思うようになりました。
その頃からよく自分の撮った写真をSNSに載せて楽しんでいました。
しかし、次第に自分が好む写真はSNSでよく見かける写真と違うなと疑問に思い始め、
ひとりで小さな短い旅行を重ねていき、思うままに写真を撮っていくようになりました。
旅行…と言っても当時大学生なので、大したお金もないため…近場ばかりですが…。
ひとりでノープランで当てもなく出かけて、自分が撮りたいと思ったシャッターを切る…
そんな当たり前の時間が、とても幸せに感じました。
その中で恵比寿を歩いている際、「東京都写真美術館」という場所があることを知り、
はじめて「写真展」という、プロの写真の世界へ、飛び込んでみました。
写真1枚では成り立たない、1つの伝えたい世界観に感動してしまい、写真に対する考え方が大きく変わりました。
何となく撮っていた写真でしたが、もっと深く「写真」を知ってみたいと思うようになり、
カメラに詳しい知人もいないため、図書館で興味のある写真の分野について、自分で勉強するようになりました。
そして今に至ります…写真に対する勉強不足を感じる毎日です…
最近、自分の撮影スタイルにぴったりであると直感した「FUJIFILM X100F」を購入し、日々の景色を楽しんでいます。
「カメラを始めたきっかけ」から少し遠ざかってしまいましたが、
せっかくなので「写真」を好きになった理由を振り返ってみました。
私が「カメラを始めたきっかけ」は「自分の趣味が一眼レフでしか撮れない景色であったため」でした。
ですが、私は今、きっかけとは全く別の理由で、「言葉を写真に」のせて写真を撮っています。
毎日たくさんのマップカメラスタッフが書いているこのマップタイムズを見比べてみるだけでも、
それぞれの写真スタイルであったり、機材選択であったり、気軽な楽しみ方であったり、深い楽しみ方であったり、
どの考えも本当に素敵で…写真は奥深いなとしみじみ感じてしまいます。
次回はどんな「カメラを始めたきっかけ」のお話が出てくるのでしょうか。どうぞお楽しみに。
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