「大事な話があるんだ。」　久しぶりに聞いた友の声は　とても静かで　心に重く響いた

夢なのか　現実なのか　一瞬境目を見失い　自分の存在さえも　見失いかけた

現実を生きることは　時に幸せをもたらし　時に悪夢をもたらす　まるで天邪鬼のように

気づくのが遅すぎたんだ　流れた時間は二度と帰ってこない　　　そして君も　　もう　帰ってこない

僕は思った　”終わり”を　ただの終わりにしてはいけないんだと　始まりの物語を創るんだ

残された者にできることを探そう　過去や未来　そして君や自分のためにも　今　何ができるのか

どんな些細なことでもいい　君がこの世界にいた証を　想いを　未来に繋げてゆこう

また一緒に笑って過ごせる日を夢見ながら　僕は今日も　空を見上げて歩くんだ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 蒼い空の下で”第五章”　

※撮影データ
　使用機材：Panasonic LUMIX DMC-FX33
　カラーモード：標準
　AWB：晴天
　ISO：AUTO