【マップカメラ情報】見たい!撮りたい!触りたい!フィルムカメラ「Nikon F3」
季節柄か、写真学校や写真部で、
これからカメラを学んでいくんです!と、
元気なお声を頂く事がございます。
その際、学校の先生に勧められてとご指定頂いたのが、
フィルムカメラの「Nikon F3」でした。
初めての方や、熟練の方にも人気製品の機種ですが、
改めてこの機会にご案内させて頂きます。
ニコンF一桁台で初となる電子制御式を採用しており、
電池が消耗しても最低限の撮影ができるように、
1/60秒機械式シャッターが内蔵されています。
絞り優先AEを搭載し、自社設計による横走りシャッターを搭載。
これにより耐久性が向上し、永くご愛用頂ける様になりました。
肉眼とほぼ同じ大きさで被写体を捉えることができる、視野率100%のファインダー。
ボディ内部にある測光機構の効果で、あらゆるファインダーにて、
TTL中央部重点測光の撮影を可能としています。
1980年から2000年まで製造されたロングセラー商品である事から、
同一シリーズでありながら、数多くのラインナップが存在しているのも特徴のひとつです。
【 F3(1980年発売)】
ベーシックモデル。
アイレベルファインダーDE-2を搭載。
【 F3 HP(1982年発売) 】
眼鏡使用時でもファインダー視野が確保できる様、
低倍率仕様のアイレベルファインダーDE-3を搭載。
【 F3/T(1982年発売)】
外装をチタンにしたモデル。
各部に防滴性能が施され、ファインダーはDE-4を搭載。
【 F3AF(1983年発売)】
ニコン一眼レフカメラ初の市販AFモデルで、AFファインダーDX-1を搭載。
モータードライブMD-4とコマ速変換機MK-1が装着されています。
【 F3P(1983年発売)】
報道関係向けの限定販売品。
ファインダーがチタン系の外装でホットシューが付いたDE-5を装備。
セルフタイマーや多重露出レバーは省略されたモデル。
【 F3/Tブラック(1984年発売)】
F3/Tをブラック仕上げにしたモデル。
【 F3 Limited(1993年発売)】
仕様はF3Pと同一、外装に「Limited」の刻印がされたモデル。
【 F3H(1996年発売)】
F3Pをベースにプロサービスにて限定受注生産された高速連写用のカスタムモデル。
最高性能は秒速最高13.5コマ。36枚撮りのフィルムを2.6秒程で撮りきってしまうスペック。
上記以外にもいくつかの限定・特殊モデルが存在し、目移りをしてしまいますが、
それぞれの特徴・個性を見極めて頂ければ、きっとお探しの機種に巡り合いますし、
お迷いの際は当店までご相談下さいませ。
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