～こちらの記事は2012年11月08日に掲載されたものです～

2007年1月、フジフィルムからFinePix S3Proの後継機種『FinePix S5 Pro』が発売されました。

新開発のCCDと画像処理エンジンにより、従来比400％というネガフィルムに迫る広大なダイナミックレンジと、

徹底した低ノイズ化を実現した渾身の1台です。

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プロ・ハイアマチュアをターゲットに開発されたFinePix S5 Proは、新開発の「スーパーCCDハニカムSR Pro」と

「リアルフォトエンジンPro」から成る「リアルフォトテクノロジーPro」により、

もともと備わっていた広いダイナミックレンジ性能をより進化させ、銀塩写真に匹敵するなめらかな階調表現を実現しています。

有効画素数1234万画素(S画素:617万画素、R画素:617万画素)をもつ、新開発の「スーパーCCDハニカムSR Pro」を搭載。

画像処理エンジンも新開発の「リアルフォトエンジンPro」を搭載することにより、

ISO3200の高感度撮影でもクリアな画像を実現しています。また、前機種以上の広ダイナミックレンジを生かし、

AUTO＋6つのレンジ幅を自在に切り替えることができます。

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さらに、富士フイルム独自機能の「フィルムシミュレーションモード」が進化し、

S3 Proでは3種類（STANDARD/F1/F2）だった設定が、6種類（STANDARD/F1/F1a/F1b/F1c/F2）に増加。

被写体に合わせた細かな設定が可能になりました。

加えて、カラー／モノクロの切り替えが可能な最長30秒までの「ライブビュー機能」も搭載されています。

天体撮影やマクロ撮影などシビアなピント合わせなどに多様したい機能の一つです。

シャッタースピードは1/8000～30秒。連続撮影はJPEG NORMALラージ設定時で最大30コマを実現。

オートフォーカスは、狙った構図でピント合わせが可能な11点測距AFを採用しています。

シャッターユニットは、10万回を超えるレリーズテストにも耐えられる信頼性の高いシャッターユニットを搭載。

外観は、プロの過酷な条件下でもカメラがしっかり作動するように、堅牢かつ軽量なマグネシウム合金を採用。

ボディの随所にシーリングを施し、極めて高い防滴性と防塵性を確保しています。

液晶モニタ－は23万画素、広視野角2.5型TFT液晶を搭載。斜めからでも見やすく、明るさ調整も可能です。

ボディ上部には大型モノクロ液晶パネルも採用され、文字も大きく各種撮影情報が確認出来ます。

また、撮影情報は背面液晶モニターでも表示が可能です。

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FinePix SシリーズはFinePix S1 ProよりニコンFマウントを採用しているため、ニコンAF交換レンズが使用可能。

AF-S、AF-VRレンズを含む全てのD・GタイプAFニッコールレンズ、デジタル一眼専用のDXレンズなども使うことができます。

FinePix S1 Proから脈々と受け継がれた技術は現在のミラーレス一眼の最上位機種FUJIFILM X-T1へと繋がり、

多くのユーザーを虜にする違いありません。

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◇◆スーパーCCDハニカムSR Proとは◆◇
ハニカムCCDは、フォトダイオード配列を従来型CCDの正方格子配列から45度回転させ、

フォトダイオードの形状を受光面積の大きい八角形にした効率の良いCCDです。

面積が大きく感度が高いS画素と、面積が小さくダイナミックレンジを広くするためのR画素が搭載され、

どちらも617万画素の画素数を備えています。そして撮影シーンによって、

その二つのダイオードをリアルフォトエンジンProで1つの輝度情報を作り出しています。

S画素とR画素がそれぞれの役割を最大限に発揮することにより、

従来型ハニカムCCDに比べ400％の広いダイナミックレンジを実現。

また、デバイス性能の向上によりISO3200の高感度を実現するための低ノイズ化を実施しています。

————-　FUJIFILM FinePix S5 Pro 作例写真　————-

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FinePix S5 Pro ＋ Nikon AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6G ED VR

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FinePix S5 Pro ＋ Nikon AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6G ED VR

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FinePix S5 Pro ＋ Nikon AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6G ED VR