週間カメラーズ・ハイ!第10回『フルサイズミラーレス一眼カメラ SONY α7』
┃週刊カメラーズ・ハイ!第10回 『フルサイズミラーレス一眼カメラ SONY α7 』┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2013年11月15日、世界で初めて35mmフルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラα7/α7Rが発売されました。
これまで一眼レフのフラッグシップなどによってのみ使用されたきた”フルサイズ”センサーをコンパクトボディの中に落とし込んだ
見事な製品の発表を「いつかは、、、出るのかな」などと夢を見ていた方はおそらく少なくはないでしょう。
レンジファインダーを中心として普段より、カメラライフを送る身として、
気軽に、軽快に、そして、フルサイズで撮れるカメラがついに出たということで、
私もα7を入手致しました。
α7+Canon L50mm F1.2
有効画素数2430万画素を持つ「EXMOR(エクスモア)」センサーは必要十分な高解像度を持っています。
APS-Cサイズのイメージセンサーと比べて2.3倍大きく、その集光能力も秀逸です。
画像周辺部においても、光量が落ち込むことなく綺麗に記録できます。
ただし、広角レンズを装着しての撮影では光の侵入角度やレンズから受光部までの距離が極めて近い為に
多少の光量落ちが見られるようですので、注意は必要かもしれません。
α7+Jupiter L50mm F1.5
大変視認性の良いEVFのおかげでこういった強い光を受ける場面でも被写体に集中して撮影することができます。
NEXから続く、EVFの見やすさは折り紙付きで、高精細なEVFあってこそ光学ビューファインダーが不要で
撮影をストレスなく楽しむことができるものだと思います。
α7+Leica Summiux M35mm F1.4 2nd
球面ズミルックスレンズのようなクセのあるレンズも忠実な再現描写性能があるのは
従来比約3倍の高速処理性能を持つ画像処理エンジン「BIONZ X(ビオンズ エックス)とセンサーの
あいまみれた技術の高さのたまものでしょう。
作例においては、マウントアダプターを介してオールドレンズでの撮影ですが、
短いフランジバックを持つため、多くのレンズをマウントアダプターを使用することによって、撮影を楽しむことができます。
また、純正FEレンズ群も画質やAF性能など非の打ち所のない高いパフォーマンス能力を持っています。
何を選ぶかはあなた次第!
一眼レフ=高い画質力と豊かな表現力
その逆も然り。
そのような概念を見事に打ち崩した画期的なカメラプロダクト。
(メーカーサイトより)
「誰もが想像しながら、誰も作らなかったカメラ」
α7/α7Rの発売から約半年後の2014年6月20日
最高ISO感度409600という今までにない圧倒的な感度性能を持つ後継機種α7Sが発売されました。
常に最新技術を投入し、私たちを驚かせてくれるSONY α7シリーズ。
今後もどのような新製品が登場するのか決して目が離せません。
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