【マップカメラ鉄道倶楽部RailMap】鉄路の護り人
ある日、終電で帰ると普段は側線で昼寝をしている保線車両が作業をしているのを見かけました。
この車両はマルチプルタイタンパーという大型の保線車両で列車走行に伴うレールの歪みを強制する車両です。
簡単に説明すると、乗り心地を改善する保線車両なのです。
この保線車両が導入される前は、つるはしやタイタンパー、ジャッキを使い大量の人員と長時間にわたる保線作業を要していました。
現在はオペレーター2名ほど、機械では手が回らない部分の作業員が数人で短時間の保線作業が可能になっています。
投光機の脇で仕上げ作業をする保線作業員。
私たちが普段、何気なく利用している鉄道も夜間の寒さが厳しい中でメンテナンスをされる方々が居るから、安全に利用できることをこの光景を目撃して改めて痛感しました。
撮影機材 オリンパスC-5060