【マップカメラ鉄道倶楽部RailMap】鎌倉の紫陽花と
6月も中盤を過ぎ、例年より少し遅れて紫陽花開花のニュースが聞こえて来るようになりました。
今回はそんな紫陽花の名所が集まる神奈川県の鎌倉までの遠征です。
鉄道倶楽部で鎌倉と言えばやはり「江ノ島電鉄」。鎌倉から藤沢まで僅か10kmしかない短い路線ですが、車窓
から見える湘南の海と、狭い民家の間をすり抜けていくローカル線ならではの風景は通称「江ノ電」の名で親し
まれています。
テレビのワンシーンにもよく登場する海を背景にした江ノ電ですが、個人的に好きなのが、腰越~江ノ島間の
併用軌道区間の風景。この1区間だけ江ノ電は一般の道路を走る路面電車になるのです。
数を減らしたとは言え現在も各地に残る路面電車ですが、その大半は複数車線ある広い道路を走り抜けるイメー
ジですが、この江ノ電はさほど広くない商店街の中を通過します。
歩行者やバスも行き交う中を4両編成で走る景色はなかなかの迫力。
運転席越しに車内から楽しむの良いですが、電車と車を避けながら歩いてみるのも結構楽しいです。
お気に入りの場所を満喫した後は、長谷と極楽寺の間にある御霊神社へ。
御霊神社には多くの紫陽花が植えられており、そのすぐ脇を列車が走る鉄道写真スポットです。
線路脇にはこんな看板も。撮影には十分注意してください。
紫陽花は土の性質によって色が変わると言いますが、種類の豊富さにも驚かされます。
線路脇に見つけたちょっと変わった紫陽花は「墨田の花火」という品種との事。
電車を待っている間いろんな方が写真を撮りに来ていたので電車のタイミングで被らないかヒヤヒヤしました。
有名な神社仏閣など見所豊富な鎌倉ですが、ローカル線に注目しても結構楽しめました。皆様も如何ですか。
江ノ電鎌倉駅にて
使用機材:Nikon D700
AF-S 24-70mmF2.8G ED
AF-S Micro 60mmF2.8G ED
AF-S VR Micro 105mmF2.8G ED