【タイムズフォト】Fさんと出会う
初めてデジタル一眼レフを使って撮影してみることにしました。
フィルム一眼レフとコンパクトデジカメは持っていましたが、デジタル一眼レフは初。という私に、コリドラスさんは「Fがいい」となにか暗号のようなことをつぶやき、選んでくださる。
暗号は、Canon「EOS Kiss F」のことでした。
「東京に来て、行きたいところがたくさんあって今すごく楽しいでしょ!」
と聞かれるとちょっと冷や汗をかきます。
はい。表参道も銀座も上野も、とても楽しいです。
でも、そんなふうに「目的をもって行く街」でない、身近だけど降りない駅に行くのも面白いです。
訪ねたのは通勤途中の、ある駅。
人が普通の暮らしをしている場所に、そーっとある物たちに目がゆきます。
わざわざ言うほどのもんでもない、ような。
でもいいなあ、と思ったことをやっぱり誰かに言いたくなるので、パシパシ撮りました。
たぶん空き缶のネットでしょう。濃い青、重なった濃淡。
坂道の多い町でした。
慎也はどうもスプレーでなくきちんと筆を使っているようです。
人ん家の花。道端でしゃがんで撮っていたら、パトカーに危ないよと言われてしまった。
くっきり赤い。夕方の音楽が鳴るスピーカー。
被写界深度の浅い→深いを実験中に撮りました。
鉄塔の前で「おお、ほんとに変わる」とひとり喜ぶ。
撮影を終えて、とても楽しかったのですが、さらに新宿へ。
行きましたが三脚もない私には無理でした。いつか夜景を!