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【Canon】神広角ズーム!EF16-35mm F4L IS USMは登場して12年たった今も、画質でトップクラスのレンズ。

【Canon】神広角ズーム!EF16-35mm F4L IS USMは登場して12年たった今も、画質でトップクラスのレンズ。

ミラーレス用の広角レンズは、ショートフランジバックにより自由度の高い設計が可能なので、高画質なものが多いです。
しかし中には、倍率色収差や歪曲収差、周辺光量などを電子補正に頼っているものもあります。
そのおかげでコンパクトになり、価格も抑えられるのであればもちろん歓迎すべきこと。
しかし同時に、「素の状態で画質が良いレンズは一味違う」と常々感じます。

今回は一眼レフ時代に登場したCanonの銘玉、EF16-35mm F4L IS USMをご紹介します。
今年で登場から12年。
その描写は未だに色褪せず、新型機を相手取っても十分以上の性能を誇ります。
(歪曲収差補正を切れないタイプのレンズと比べると、未だ一日の長があるように思えてなりません)
写りの良さだけではなく、使い勝手の面での魅力もお伝えできればと思います。

・・・

EOS 6D MarkII+EF16-35mm F4L IS USM 風景
さて、まずは魅力の一つ、広角ズームであるが故の使い勝手からまいります。

初めて行く場所では、目新しいものを全部撮りたくなるものです。
特に観光ガイドに載っているような名所や、特徴的な建造物は写欲が刺激されます。
そういう時はやはり、広角ズームの出番!
まずは目に入る新鮮な被写体を思い切り撮りまくりましょう。
色乗りの良さやパキっとした解像力でその全てを輝かせてくれます。

ちなみに中望遠~望遠で被写体を切り抜くのも良いですが、それはどちらかというと行きなれて新鮮さがなくなった場所で、新たな表現を探して撮り方を変える必要がある時の方が楽しい気がします。

EOS 6D MarkII+EF16-35mm F4L IS USM 風景

広角ズームレンズならではのダイナミックな表現は、1度使えば病みつきになる事間違いなしです。
既に何らかのキットレンズや単焦点レンズを持っている方には、24-70mm F2.8や70-200mm F2.8を導入するより楽しめるのではないかと思います。
誇張された遠近感で、下からアオってモデルの脚を長く見せたり。
その逆に俯瞰で真下に構えれば、まるで高所から見下ろしたような効果が得られたり。

そして何よりも恩恵を感じられるのは、今まで画角内に収まり切らなかった被写体が、全て収まった時。
筆者の場合、上手く撮れずにずっと悔しい思いをしていた「お気に入りの洋館の一室」がそれでした(残念ながらそのデータは間違って消してしまいましたが・・・)。
このレンズを初めて連れ出した時、やっと満足のいくものが撮れたと、心から笑顔になったことを覚えています。

EOS 6D MarkII+EF16-35mm F4L IS USM 風景

俯瞰の話が出ましたので、見下ろす構図の写真を。
広角ズームとは言え、被写体まである程度距離がある場合は、緩やかなパースの付き方になります。
どちらかというと歪曲収差をチェックするような写真になってしまいましたが、広角ズームで構図を作る楽しさが伝われば幸いです。

EOS 6D MarkII+EF16-35mm F4L IS USM 風景

車内の運転席から望む海。
限られた空間で構図を決めなければならない時、広角ズームは心強いことこの上ありません。
結局この写真は望遠端の35mmで撮影したのですが、広角側を選択肢として持っておけるのは安心感に直結します。
例えば、次の写真の様な。

EOS 6D MarkII+EF16-35mm F4L IS USM 風景
物理的に立ち入れない。通行人がいる。なんでかんでここからの構図が良い・・・。
理由は様々ですが、フルサイズの16mmは撮影者の願いに応えてくれます。

唯一、完全なシンメトリー構図にするのはなかなか大変です・・・。
恥ずかしながら、この写真も結構曲がってしまいました。

EOS 6D MarkII+EF16-35mm F4L IS USM 風景

さて、ここからは性能に関してもお話しさせてください。
直線的な被写体を撮るときに気になる、歪曲収差に関してです。
本レンズは広角側で多少の歪みが出るので、自動補正を使うシーンもあるかもしれません。
とは言え素のRAWデータを見てみると、自動補正頼りのレンズのように強く歪んでいるわけではなく、あくまで「この位なら普通」と言えるものです。
一眼レフ時代のレンズには、自動補正に頼らずとも描写が良いものがありますが、本レンズはまさにその代表格でしょう。

歪みの少なさもそうですが、特にご覧いただきたいのは草の描写です。
非常に高周波な部分ではありますが、1本1本を綺麗に分離してしっかりと描いてくれています。
素の描写力で勝負できるレンズなので、自動補正にありがちなわざとらしいシャープネスではなく、あくまで自然。
クッキリ・スッキリとした写りを楽しめます。

EOS 6D MarkII+EF16-35mm F4L IS USM 風景
ちなみに絞り開放ですらこの解像力。
ブログ用に圧縮したデータの隅を等倍にしてこれです。
本当に2014年発売ですか…?と言いたくなります。

EOS 6D MarkII+EF16-35mm F4L IS USM 風景

広角レンズの性能は、画面隅々までのシャープさで決まる。
これはある意味暗黙の了解のようなもので、実際各メーカーはそのように進化させてきています。

しかし、シャープさを追うあまり平坦な写りになってしまうレンズも少なくありません。
そんな中でこのレンズは、高解像ながら立体感を失わず、抑揚をもって生き生きと被写体を描いてくれます。
無限遠に位置する雲というのは、非常に立体感が出しにくい被写体なのですが、どこかモコモコとした膨らみが感じられる写りだと思います。

EOS 6D MarkII+EF16-35mm F4L IS USM 風景
本レンズには光学式手振れ補正「IS」が搭載されています。
Canonの一眼レフはボディ内手振れ補正が搭載されていませんので、夕暮れ時や夜間の撮影、更には室内撮影でISO感度を下げたい時にも大活躍します。

(※ミラーレス機にEF-EOS Rを介し装着しても協調制御は働きません)

EOS 6D MarkII+EF16-35mm F4L IS USM 風景
最後に余談を。
本レンズをCanonのAPS-Cカメラに装着すれば、フルサイズ換算で26-56mm相当のズームレンズとして使用できます。
APS-C機に用意されているキットレンズは、たいていが18mm始まり(フルサイズ換算29mmスタート)なので、3mm分広く撮れるわけです。
昨今はスマホにも超広角カメラが搭載されているので、29mm始まりでは狭く感じることも増えてきました。
数字で見ればたった3mm。しかし広角域では1mmの違いがとても大きく響きます。

そしてそして、やがてフルサイズ機を導入した時には広角ズームとして使えますので、ひとつぶで2度おいしいのです。
最初は使いやすい標準ズームとして。
フルサイズへステップアップしたら広角ズームとして。
いつまでもおそばに置いていただけます。

・・・

今回は雨天の作例がご用意できませんでしたが、本レンズはフィルターを装着することでかなりしっかりとした防塵防滴性能を発揮します。
筆者はかなりの期間このレンズを使っていますが、随分と無茶な現場に連れ出しました。
土砂降りの空港、砂塵舞う暴風の海岸、小道具で用意したジュースやお茶が飛び散る撮影現場・・・。
そのどれもを涼しい顔で耐え、何なら撮影者の方が先に参ってしまったのはいい思い出です。

画質・使いやすさ・耐久性のすべてが揃い、その上で中古価格は新品の半額以下(※2026/02/01現在)と至れり尽くせりのレンズ。
Lレンズならではの仕上げは所有欲をも満たします。
もしEF-EOS Rをお持ちなら、RF15-30mm F4.5-6.3 IS STMとほぼほぼ値段が変わらない個体もあるので、その場合広角側1mmを諦めてでもこちらのレンズを選ぶ価値があると思います。

さらに言えば、RF14-35mm F4 L IS USMと戦ってもかなり健闘する程の画質なので、コストパフォーマンスには凄まじいものがあります。
文句なし、超が付くほどのお勧めレンズです!

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221:四隅まで綺麗な広角ズーム『 Canon EF16-35mm F4L IS USM 』

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[ Category:Canon | 掲載日時:26年02月01日 17時13分 ]

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