【マップカメラ情報】2012年「CP+ 」速報レポート その1
2月9日より、パシフィコ横浜でカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+」が開催されました。
今年はオリンピックイヤーということもあり、各社から注目の新製品が目白押し。そしてこの新製品を少しでも早く体感しようと
開場前から大変混雑していました。カメラでこんな熱気を感じるのは久しぶり。期待感がふくらみます。
まずはD4、D800とフラグシップモデルをリニューアルしたニコンから。
さすがにこの2機種は大人気で、実際に手にとって触るのに1時間近く待つ場面も。
まずはNikon D4。さすがD3シリーズから引き継いだ外観は持ちやすく高級感ある仕上がりです。縦位置部のグリップ改良やセレ
クターレバーの追加等で、かなり縦位置でのホールディングがしやすくなったと感じました。高速でも安心感があるキレのあるシ
ャッター音はさすがD3からの正当進化と感じました。
一方のD800。(実際に触ったのはローパスフィルター効果を押さえたD800Eでした)こちらも高解像度のセンサーを除けばD700
の使いやすさそのまま。視野率の上がったファインダーも見やすく、細部まで撮りきるハイスペックに相応しいファインダーです。
ブース内での撮影ではローパス軽減によるメリットもデメリットを感じるとはできませんでしたが、さすがの解像感です。
バッテリーグリップを装着するとD4に匹敵する大きさです。さらに大容量のバッテリーEN-EL18を装填すればDXクロップ撮影で
秒間6コマの連写が可能になり、D7000を内蔵?といった感じです。
顔認証が内蔵されたおかげで最適な露出を測光してくれる他、撮影後液晶で拡大確認中、複数の顔を瞬時に切り替えられることも
可能に。
豊富なNikkorレンズも一同に並ぶと圧巻です。
また来週発売予定のAF- S85mmF1.8Gが登場すれば、焦点距離85mmのレンズはなんと4種類。
他にも新製品がリリースされたCOOLPIXシリーズやNikon1 シリーズも充実。
ホワイトカラーが登場で注目のP310や、1000mm相当の超望遠ズームが可能になったP510などを体感することができました。
続いてお隣のパナソニックブース。
コンパクトデジタルカメラに新ラインアップが揃うも、DMC-GX1の登場で一段落付いた感があり、ゆっくり機材を触ることがで
きました。
その中で目をひいたのが、最新パワーズームレンズのスケルトンレンズ。構造を紹介するサンプルなのですが、このレンズ動きます。
暗い場所で使用すれば、普通に撮影出来るとのこと。スポットライトの降り注ぐブース内では横からいろんな光が差し込み、ゴース
トやフレアのオンパレードで、映し出される映像はとても新鮮でした。
カシオブースは今年もハイスピードモデルが人気の様子。
快速シャッター搭載のZR20は、今までの高速連写の他にシャッターボタンの連打にも対応します。本当に壊れないの?と不安にな
りましたが、勧められるがままに連打すれば流石のレスポンスです。
さらにゴルファーには嬉しいコーナーも。実際に試打して、自分のクセや曲がった理由を解析することができます。
単にスペック紹介ではなく実用方法まで紹介してくれると、是非やってみようという気分になります。