2月23日からの「CP+ 2017」も無事終了し、新製品の情報収集に力を注いでいた方もようやく一息ついたことでしょう。
さて、落ち着いたところで、春からの撮影に臨むべく新たな愛機の選択を、といったところでしょうか？
2月のランキングも参考になさってください。

新品部門では、Nikon D750 が他を大きく引き離して首位となりました。
それまでのメーカー品薄状態がようやく解消され、市場に出回ったおかげです。待たれていた方のなんと多いこと。
「CP+ 2017」でちょっと淋しい思いをされた Nikon 派の方にとって、
信頼できるスタンダードなフルサイズ機「D750」
これからもランキングの上位を担う1台となりそうです。

そして、Sony α7II、Canon EOS 5D Mark IV、FUJIFILM X-T2、OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II という
各メーカーの主力機が並びます。

こういう本格撮影向きの機種がランキング上位の大半を占めるのも、実は珍しいことだったりします。
やはり皆さん、「CP+2017」で撮影意欲が上昇したのではないでしょうか？
X100F やPowerShot G7X Mark II、Cyber-shot DSC-RX100M5 と、
コンパクトカメラの部類でも高画質をうたう機種が並んでいるもの、そんな風潮からでしょうか。

Canon EOS 5D Mark III が圧倒的な差をつけての首位となりました。
そして、Canon 勢の強いこと！10位までになんと半分の5機種が占めました。

対して Nikon は…
あれあれ、なんと10位までに名がないばかりか、ランキング外20位までにも入っていないんです!!
新品が品薄で手に入らず → 中古の人気が上がる → 中古も品薄状態に といった連鎖に陥ってしまったようです。
新品の品薄状態が解消されたことにより、来月以降の巻き返しも期待できることでしょう。

そして今月もうひとつの注目点は、上位10機種のうち、実に6機種がミラーレス機であること。
（実は11位から20位までにも、さらに6機種が並んでいたりします。）

遂にミラーレス機が、一眼レフ機を逆転！
なんとも大変な月になりました。

店頭にいらっしゃるお客様でも、
「長年一眼レフを愛用していたけれど、一度ミラーレスを使ってみると、この軽さがなんとも楽だよねえ…」
なんておっしゃる方が多くなりました。　
加えて一世代前の機種がかなりの値ごろ感を出していたりしますから…

今まで食わず嫌いだった方も、これを機会に選択肢に加えてみては?!