新品デジカメ8月ランキング | |||
1位 | SONY | α7III | デジタル一眼カメラ |
2位 | FUJIFILM | X100F | コンパクトデジタルカメラ |
3位 | Nikon | D3400 | デジタル一眼レフカメラ |
4位 | Panasonic | LUMIX DC-G9 PRO | デジタル一眼カメラ |
5位 | SONY | Cyber-shot DSC-RX100M6 | コンパクトデジタルカメラ |
6位 | FUJIFILM | X-H1 | デジタル一眼カメラ |
7位 | OLYMPUS | Tough TG-5 | コンパクトデジタルカメラ |
8位 | Canon | EOS 5D Mark IV | デジタル一眼レフカメラ |
9位 | Nikon | D850 | デジタル一眼レフカメラ |
10位 | Canon | EOS 6D Mark II | デジタル一眼レフカメラ |
発売以来、6ヶ月連続不動の1位を保持した SONY α7III 。
しかし、その快進撃もいよいよここまでか?
唯一フルサイズミラーレス機を世に輩出してきた SONY ですが、ついにその牙城を脅かすカメラが登場することになりました。
皆様ご存知のように、8月23日 Nikon から新型フルサイズミラーレスカメラ Z7、Z6 の発表があったのに続き、Canon からも9月5日、同じくフルサイズミラーレスカメラ EOS R が発表になりました。
まずは、Nikon。9月下旬に発売予定の Z7、その反響はすさまじく、予約開始とともに多くのお客様よりご予約をいただいております。
その影響は、8月の新品ランキングにも少なからず表れることになりました。
昨年9月の発売以来、常にトップ5以上を維持してきた Nikon D850 が、9位までランクダウン。
新型機への買い換えに踏み切った方、発売まで様子見の方が多くいらっしゃるものと思われます。
同じく Canon も超売れ筋の EOS 5D Mark IV と EOS 6D Mark II が、このカメラにしては下位に低迷です。
8月中はまだ発表前でしたが、「Nikon が出したら、次は Canon !」と予想されていた方が多く、その期待が現行機の販売成績に大きく影響してしまったようです。
D850 のかわりに Nikon で気を吐いたのは、伏兵ともいえる D3400。
こちらは9月28日に新機種 D3500 の発売が決まり、お求めやすい価格になったことが要因と思われます。
特にダブルズームキットはかなりのお得感があり、販売台数の8割を占めました。
Nikon のなかでも、エントリークラスにあたる機種。スマホからのステップアップの方も多く、新機能よりもお求めやすい価格に魅力を感じられたようです。
FUJIFILM X100F や SONY Cyber-shot DSC-RX100M6、OLYMPUS Tough TG-5 といったコンパクトカメラ勢も、相変わらずの人気ぶり。
実は、5月の X100F に始まり、6月 DSC-RX100M6、7月 TG-5、そして8月に再び X100F という具合に、コンパクト勢が4ヶ月連続で α7III に次ぐ第2位を獲得しています。
行楽シーズンに人気を博したカメラですが、陽気も穏やかになるこれからの季節、ちょっとしたお散歩にももってこいですので、まだまだランキングを賑わしてくれそうです。
その他、Panasonic LUMIX DC-G9 PRO が、2ヶ月ぶりに4位にランクイン。
前回「奇数月のカメラ」などと失礼なことを言ってしまいましたが、FUJIFILM X-H1 が6位。
そして、ランク外ですが、OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II も11位に入るなど、3強に続く各メーカーの売れ筋商品も大いに健闘しました。
そして、9月。
Nikon・Canon のフルサイズミラーレス規格への参入が、今後も話題の中心になることは必至ですが、フルサイズミラーレス機の元祖 SONY も、充実したレンズラインナップとお得なキャッシュバックキャンペーンで迎え撃つ準備は万端です。
FUJIFILM も人気機種 X-T2 の後継機として、X-T3 の9月20日発売を発表するなど、各社の動きがここにきて目まぐるしくなってきました。
はたして、どんな結果になるのか。 9月のランキング、今からワクワクです。
中古デジカメ8月ランキング | |||
1位 | SONY | α7II | デジタル一眼カメラ |
2位 | Canon | EOS 6D | デジタル一眼レフカメラ |
3位 | SONY | α7III | デジタル一眼カメラ |
4位 | SONY | Cyber-shot DSC-RX100M5 | コンパクトデジタルカメラ |
5位 | Canon | EOS 5D Mark IV | デジタル一眼レフカメラ |
6位 | OLYMPUS | OM-D E-M1 Mark II | デジタル一眼カメラ |
7位 | Canon | EOS 7D Mark II | デジタル一眼レフカメラ |
8位 | SONY | α7RII | デジタル一眼カメラ |
9位 | Nikon | D850 | デジタル一眼レフカメラ |
10位 | Canon | EOS 5D Mark III | デジタル一眼レフカメラ |
SONY α7II が、2位以下を大きく引き離して首位獲得。
そして α7III も、前回9位からジャンプアップの3位!8位に α7RII が入るなど、α7 シリーズの強さが目立ちます。
人気の Cyber-shot DSC-RX100M6 への買い換えなどで中古の個体数が増えたのか、Cyber-shot DSC-RX100M5 も4位にランクイン。
RX100M6 にズーム比では及ばないものの、それまでのシリーズより格段に進化したAF性能は大きな魅力。それほど望遠を必要としない街中でのスナップなどには、まさにピッタリなカメラといえます。
同じくランク内に4機種が名を連ねた Canon 。中古部門ですっかり定番となった感のある4台です。
D850 の1機種が辛うじてランクインした Nikon と、はっきり明暗が分かれました。
ただし、今後この一眼レフ2強メーカーが中古部門でどのような展開を見せるか、全く予測がつきません。
中古部門の順位は、商品がどれくらい潤沢にあるかに大きく左右されます。
通常、新製品発売が発表になると旧モデルの下取・買取が増え、中古商品の数も豊富になるのですが、今回は両社ともフルサイズミラーレス機という新規格。
お持ちの一眼レフカメラをすぐに手放すべきか、様子を見たほうが良いのか、と迷っていらっしゃる方も多いことでしょう。
我々としては、お客様のご判断の後押しになるように、有益な情報をどんどん発信し、買取価格や販売価格もご満足いただけるよう努力する次第です。
今後の Nikon・Canon の中古部門の動向は、新製品の人気ぶりと合わせて見ていただくと面白いかもしれません。
そして、フルサイズミラーレス機の元祖 SONY。先述のように中古部門でもここまで好調でしたが、強力なキャッシュバックキャンペーンが始まりましたから、9月は中古の売れ行きに変化が生じるかもしれません。
他メーカーの巻き返しも含めて、全く予想のつかない次回のランキング。皆様も予想を楽しんでみてはいかがでしょうか。