2019年12月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング
D500D750event-campaignX-PRO3X-T3α7 IIα7 IIIα7R IVスタッフおすすめ機材厳選アイテム新品・中古デジタルカメラ人気ランキング
新品デジカメ12月ランキング | |||
1位 | FUJIFILM | X-Pro3 | ミラーレスカメラ |
2位 | Nikon | Z50 | ミラーレス一眼カメラ |
3位 | SONY | α7III | ミラーレス一眼カメラ |
4位 | FUJIFILM | X-T30 | ミラーレス一眼カメラ |
5位 | FUJIFILM | X-T3 | ミラーレス一眼カメラ |
6位 | SONY | α7RIV | ミラーレス一眼カメラ |
7位 | SIGMA | fp | ミラーレス一眼カメラ |
8位 | SONY | α6600 | ミラーレス一眼カメラ |
9位 | SONY | Cyber-shot DSC-RX100M7 | コンパクトデジタルカメラ |
10位 | OLYMPUS | OM-D E-M5 Mark III | ミラーレス一眼カメラ |
平成から令和へと元号が変わり、カメラ業界にとっても様々なことがあった令和元年、その締めくくりのランキングです。
8月以降、その月の新製品が1位を獲得してきた新品ランキングですが、今回は11月28日発売のFUJIFILM X-Pro3がトップに。
実はこのX-Pro3、11月に通常のブラックモデルが販売された後、12月19日にDR ブラックなるモデルが後発で販売されています。
これはボディ外装には軽量・高強度で耐食性にも優れたチタン、ボディ内部にマグネシウム合金を採用し、さらに擦り傷への高い耐性と高品位な外観を可能にする「デュラテクト」加工を施したモデル。
前回ご紹介しましたが、クラシカルな風貌・撮影スタイルを持つ趣味性の高いカメラだけに、外観へのこだわりも半端なく、所有する悦びを感じさせてくれるカメラになっています。
先月はブラックモデルのみ、それも月末の販売開始でしたが8位に食い込みました。今回ブラックモデルは前回を上回る台数の販売を記録しましたが、なんと新登場のDR ブラックはその台数をさらに超える人気ぶり。
合計台数で2位を僅差で上回り、堂々1位の座を獲得しました。こだわりの外装がユーザーの所有欲をうまく刺激したようです。
そしてそして、1月16日にはDR シルバーなるモデルも登場予定。3ヶ月連続リリースという試みが、はたして吉と出るか凶と出るか? 次回の順位に俄然興味がわいてきます。
本当に僅差、今回惜しくも2位は、Nikon Z50。
前回、発売開始日の差もあってSONY α6600に1位の座を譲っていました。今回も、月初にあったダブルズームキットの品薄状態がなければ、1位を獲得していた可能性は大いにあります。なんとも不運。
3位も僅差でSONY α7III。
発売以来、マップカメラからはたして何台のα7IIIが皆様のお手元に届いたことでしょう?
高画素モデルのα7RIIIやα7RIVも含めると、巷のカメラのほとんどがα7シリーズになってしまったのではないかと錯覚するくらいの売れ行きでした。
カメラ業界はすっかり一眼レフ機からミラーレス機へと移行し、このままSONY1強時代になってしまうのかとも思われました。
カメラ界に新たな時代を築いたともいえるα7III、令和2年もロングセラーを続けるのでしょうか?
少し差が開き、4位FUJIFILM X-T30、5位FUJIFILM X-T3とFUJIFILM勢が続きます。なんとトップ5に3機種も! X-Pro3効果でしょうか。
前モデルX-Pro2もランク外ですが11位と健闘しました。
ここでまた少し差が開いて、6位にSONY α7RIV。高額のカメラですが、9月の発売以来ランクインを続けているのはさすがです。Nikon・Canonのフルサイズ機が、なかなか10位以内に定着しないなか、SONY α7シリーズの安定した人気は対照的ともいえます。
そしてもう一つ、フルサイズ機の注目株が7位のSIGMA fp。10月発売以来、順位こそダウンしていますが、しっかり10位以内をキープ。以前にも書きましたが、発売前の予約数はそれほどでもなかったカメラ。ここまで人気が出るとは正直想像していませんでした。
しかし、実際手に取ってみると… どんどん大型化し重くなっていく傾向にあったフルサイズ機の進化に一石を投じたカメラといえます。
前回1位のSONY α6600は8位に。同じく先月発売のZ50に大きく差をつけられてしまいました。Z50が発売記念キャッシュバックキャンペーンという大胆な手を打って出たことも要因の一つとは考えられますが、ユーザーのとらえ方にも差があるようです。
α6600は、どちらかというとフルサイズ機のサブ機的な機体として考えている方も多い模様。また、キャッシュバックでお得感の増したα6400(今回12位)と競合もしてしまっているようです。
対するZ50は、新たにNikon ミラーレス機を使い始める方のご購入も多く、Nikonの小型APS-C機モデルとしては一択となるため購入が集中しているようです。
前回同様10位に食い込んだのは、OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III。マイクロフォーサーズユーザーにとっては待望のハイスペック機のニューモデル。このままランキングに定着し、マイクロフォーサーズ機の良さをアピールしてほしいところです。
さきに少し厳しいことを述べてしまいましたが、Nikon Z6やCanon EOS Rといったフルサイズ機、まだ品薄状態が続いている人気機種Canon EOS 90Dなどの動向も気になるところ。
新製品ラッシュもちょっと落ち着き、さて令和2年の幕開けはどのカメラが首位を獲得するのでしょうか? どれも可能性があるだけに、予測の難しいところです。
中古デジカメ12月ランキング | |||
1位 | SONY | α7RIII | ミラーレス一眼カメラ |
2位 | SONY | α7III | ミラーレス一眼カメラ |
3位 | SONY | α7II | ミラーレス一眼カメラ |
4位 | SONY | α7RII | ミラーレス一眼カメラ |
5位 | Nikon | D500 | デジタル一眼レフカメラ |
5位 | FUJIFILM | X-T3 | ミラーレス一眼カメラ |
7位 | SONY | α6400 | ミラーレス一眼カメラ |
8位 | Canon | EOS 7D Mark II | デジタル一眼レフカメラ |
9位 | Nikon | D750 | デジタル一眼レフカメラ |
10位 | Nikon | Z6 | ミラーレス一眼カメラ |
同じく令和元年締めくくりの中古ランキングは… またもやこの布陣、SONYが4位までを独占です。
α7RIIIは、なんと8月以来5ヶ月連続のトップ、そしてまたもや2位α7IIIに大差をつけての1位です。
中古での両者の価格差があまりないことは以前述べましたが、α7RIIIの中古がそれほど多く商品として存在していることも驚くべきことです。
新品部門でα7RIVの売れ行きが好調なことを考えると、令和2年もまだこの状態は続きそうです。
Nikonは、5位D500、9位D750、10位Z6の3機種がランクイン。ついにZ6も中古ランキングに初登場!
ここまでかなりの数の新品が出ていますから、中古の商品数も増えていく可能性あり。そうなるとランキングに定着し、上位に上がってくるかもしれません。
一眼レフ勢は、10月、11月と3ヶ月同じ顔ぶれです。上位機種D850は最近トップ10に顔を出していませんが、どうしたのでしょう?
前回3機種をランクインさせたCanonは、今回8位のEOS 7D Mark IIのみ。
こちらも定番だったEOS 5D Mark IVが2ヶ月続けてランク外という結果に。
半年前まで中古ランキングでは強かったフルサイズ一眼レフ機に翳りが見えてきたのは…
ついに新品ランキングと同じことが起こってしまうのでしょうか?
ランク外に目を向けると、11位にOLYMPUS OM-D E-M5 Mark II、12位にPanasonic LUMIX DC-G9 PROとマイクロフォーサーズ勢が続きます。
これはやはり新製品OLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIIに触発されてのことでしょう。
新品ランキングで勢いのあったFUJIFILMも、14位X100F、16位X-T2、17位X-T30と3機種を20位以内に入れています。
新製品が出揃い、お買替えに伴って中古の機種も種類・数ともに豊富になってくる頃。中古ランキングにも新たな風が吹きそうです。
令和2年、貴方の1台がランキングを動かす起爆剤になるかも!!