2020年4月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング
D750GR IIIRICOH GR seriesX-T3α7 IIα7 IIIスタッフおすすめ機材厳選アイテム新品・中古デジタルカメラ人気ランキング
新品デジカメ4月ランキング | |||
1位 | FUJIFILM | X-T4 | ミラーレス一眼カメラ |
2位 | OLYMPUS | OM-D E-M1 Mark III | ミラーレス一眼カメラ |
3位 | FUJIFILM | X100V | コンパクトデジタルカメラ |
4位 | FUJIFILM | X-H1 | ミラーレス一眼カメラ |
5位 | FUJIFILM | X-Pro3 | ミラーレスカメラ |
6位 | SONY | α7III | ミラーレス一眼カメラ |
7位 | SIGMA | fp | ミラーレス一眼カメラ |
8位 | Canon | EOS 90D | デジタル一眼レフカメラ |
9位 | SONY | α6400 | ミラーレス一眼カメラ |
10位 | RICOH | GR III | コンパクトデジタルカメラ |
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、弊社マップカメラでも店舗を4月11日より臨時休業しております。
今回のランキングは、インターネット通販での販売台数が主な結果となります。
そして、予想通りといいますか、4月28日発売でありながらFUJIFILM X-T4が2位以下に大差をつけて初登場1位を獲得しました。
昨今の状況のなか、不安を持っていた方も多かったと思います。その発売は、FUJIFILMファンは勿論、あらゆるカメラファンにとっても喜ばしいニュースであったのではないでしょうか。
「X-Tシリーズ」として初めて、ボディ内手ブレ補正機能を搭載。また、15コマ/秒の高速連写を実現するとともに、レリーズタイムラグを約0.035秒に抑えるなど、高い応答性を発揮しています。
さらに、それらに合わせて新開発の大容量バッテリーを採用するなど、FUJIFILMらしく歴代のカメラから堅実に進化を遂げ、まさにフラッグシップと呼ぶにふさわしいカメラに仕上がっています。
発売前から話題を独占していた感のあるX-T4ですが、今回の発売はブラックボディ。このあと5月21日にはシルバーボディの発売も控えています。
前回X100Vとは逆パターンですが、最近のFUJIFILMによく見られる戦略?
往年のフィルム一眼レフ機を彷彿とさせるスタイリングだけに、シルバーモデルも気になるところです。
待望の新製品ですし、一刻も早く手に入れたい方は先行カラーに飛びつきたくなるところですが、外出自粛のなかでじっと我慢しクラシカルな雰囲気を持つシルバーモデルを愛機にと考えている方も多そうです。
次回のランキングでも、上位獲得は間違いないでしょう。
続いて、2月発売以来売れ行き好調のOLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIIとFUJIFILM X100Vがしのぎを削ります。この2台、月ごとに順位を入れ替えている状態。
片や一眼マイクロフォーサーズ機、片やコンパクト機とジャンルは異なりますが、それぞれ人気シリーズの待望の新機種だけに、今後も順位を争ってほしいところ。
OM-D E-M1 Mark IIIは、キャッシュバックキャンペーン終了後も人気を維持できるかがカギとなりそうです。
4位にFUJIFILM X-H1。前回久々に7位ランクインを果たしましたが、今回はさらに順位を上げました。
X-T4発売前に生産完了となり、まさに有終の美を飾る結果となりました。
5位には、前回一旦ランク外に落ちたFUJIFILM X-Pro3が返り咲き。
今回のランキング、じつに上位5位までの間に4機種がランクインという、FUJIFILMの圧勝でした。
昨年暮れから、コンスタントにニューモデルを発売しているFUJIFILM。
先にも書きましたが、人気モデルをユーザーの理想に寄り添う形で丁寧にブラッシュアップする姿勢が、確実にファン層を広げているようです。
そして、SONY α7IIIが6位、SIGMA fpが7位と、ここにきてようやくフルサイズ機の名が挙がります。
一時期フルサイズ機がランキングを独占していた時から、かなり様相が変わってきました。
同数7位に、昨年9月以来のランクインCanon EOS 90D。
なんとランク外ですが、12位にPENTAX KPもいます。どうにか一眼レフ機の火を守り続けてほしいところです。
9位に、いまだに後継機α6600(今回11位)と競うSONY α6400。10位は根強い人気のRICOH GR IIIと。
さて、ここでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、前回まで上位に名を連ねていたNikon Z50がいません。今回、なんと13位。
昨年11月の発売以来ずっと上位をキープしながらも1位を獲れず、勝手に「悲運のカメラ」的な位置づけをしていましたが、今回一気にランク外に。
3月末まで行われていたキャッシュバックキャンペーンが終了してしまったことも大きな要因の一つと思われますが、それにしても大きなランクダウン、予想外でした。
とはいえ、Nikon Zシリーズのなかでも非常に高い人気を誇るカメラだけに、すぐにまたランキングに復帰してくることでしょう。
今後新製品の動きが落ち着いたときにどの位置に入るか、その動向も気になります。
中古デジカメ4月ランキング | |||
1位 | OLYMPUS | OM-D E-M1 Mark II | ミラーレス一眼カメラ |
2位 | FUJIFILM | X100F | コンパクトデジタルカメラ |
3位 | FUJIFILM | X-T3 | ミラーレス一眼カメラ |
4位 | SONY | α7III | ミラーレス一眼カメラ |
5位 | SONY | α7RIII | ミラーレス一眼カメラ |
6位 | Nikon | D750 | デジタル一眼レフカメラ |
7位 | Canon | EOS 7D Mark II | デジタル一眼レフカメラ |
8位 | FUJIFILM | X-T2 | ミラーレス一眼カメラ |
8位 | SONY | α7II | ミラーレス一眼カメラ |
10位 | Canon | EOS R | ミラーレス一眼カメラ |
上位3機種は、新品部門のランキングと合わせてみると実にわかりやすいラインナップになりました。
その中でも一歩抜きん出た感のあるOLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIですが、発売から実に3年以上の時間が経っています。
それでも発売当時から高い評価を得ていたボディ内5軸手振れ補正機構や高速連写など、ポテンシャルの高さは今でも十分に通用するもの。
OM-D E-M1 Mark IIIの発売による下取交換で中古商品数が増えたと同時に、あらためてその性能の高さが再評価されたようです。
勿論、同様のことは2位FUJIFILM X100Fや3位FUJIFILM X-T3にもいえます。
さらに価格的にだいぶお求め安くなったFUJIFILM X-T2も8位に入るなど、中古部門でもFUJIFILMの好調さがうかがえます。
その後、4位SONY α7III、5位SONY α7RIII、6位Nikon D750とフルサイズ機が続きます。10位までに5機種のフルサイズ機が入るという結果に。
新品部門ではよりコンパクトなセンサーサイズの機体に注目が集まっているようでもありますが、中古部門ではまだまだ元気です。
ランク外11位以下20位までにも、同様に5機種のフルサイズ機が登場します。
そんなフルサイズ機のなかでも、今回の注目機は久々のランクイン、10位のCanon EOS R。
Rシリーズ待望のニューモデル、EOS R5の発売がいつになるのか、やきもきされている方も多いと思います。
気の早い方は、買取価格が下がる前にと、すでにEOS Rを買取に出しポイント化している方もいるようです。
今回中古数が増えたのも、そんな要因が働いたのかも。
今後EOS R5の発売日が決まれば、その傾向はより顕著になり、EOS Rの中古ランキングも上昇してくるのではないでしょうか。
さて、今月も外出自粛の状況が続く事態となっています。
せっかくの新緑が… と、撮影欲がたまりにたまっている方も多いと思われますが、ここはじっと我慢の時。
当マップタイムスでも紹介させていただいていますが、室内での撮影に工夫を凝らしたり、過去に撮った写真をじっくり振り返ってみたり、今だからこそできる楽しみを見つけてみましょう。
そして、事態収束の折には思う存分撮影に勤しむことにしましょう。
待ち遠しいその日に持ち出すのは、さぁ、どんなカメラがいいでしょうか。