2020年9月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング
EOS R5informationα7 IIα7 IIIスタッフおすすめ機材厳選アイテム新品・中古デジタルカメラ人気ランキング
新品デジカメ9月ランキング | |||
1位 | Canon | EOS R6 | ミラーレス一眼カメラ |
2位 | Canon | EOS R5 | ミラーレス一眼カメラ |
3位 | Panasonic | LUMIX DC-S5 | ミラーレス一眼カメラ |
4位 | SONY | α7III | ミラーレス一眼カメラ |
5位 | Nikon | Z5 | ミラーレス一眼カメラ |
6位 | FUJIFILM | X-T4 | ミラーレス一眼カメラ |
7位 | Nikon | Z6 | ミラーレス一眼カメラ |
8位 | SONY | α6400 | ミラーレス一眼カメラ |
9位 | SONY | VLOGCAM ZV-1 | デジタルムービーカメラ |
10位 | FUJIFILM | X-T3 | ミラーレス一眼カメラ |
Canon EOS R6、EOS R5がワンツーフィニッシュ!
7月にEOS R5、そして8月にEOS R6が発売されてから、ようやくこの新しいRシリーズがトップに立つことになりました。
どちらも初回入荷数が極端に少なく、予約数から考えれば他を圧倒的に引き離してトップに立つはずが、後塵を拝す結果となってしまっていました。
9月になり、ようやくまとまった数の入荷があり今回の結果になったのですが、それでもまだ予約された方全員にいきわたるには時間が掛かりそうな状況です。
今回EOS R6の方が入荷数が多く、2位EOS R5を大きく引き離しての1位でしたが、EOS R5もまだまだ多くの方がお待ちです。
発表から予約開始直後はEOS R5の方が人気が高かったのですが、ここのところにきてEOS R6の人気も跳ね上がっているようです。と、なると…
どちらも潤沢にある状態ではたしてどちらの方が人気が高いのか、純粋に較べてみたいと思うのはファンの方は勿論でしょうが、我々販売スタッフも同様です。Canonにはとにかく頑張ってほしいと切に願います。
EOS Rシリーズ2機種に大きく差をつけられてしまいましたが、3位に9月25日発売のPanasonic LUMIX DC-S5がランクイン。
Panasonic Sシリーズ待望の小型軽量モデル。
これまでの「S」は、バッテリー等を含めるとボディ重量はみな1000g越え。それに対し今回のLUMIX DC-S5は、なんと714g!
それまでSシリーズの高性能・高画質に大きな魅力を感じていながら、その重量感に二の足を踏んでいたという方も、LUMIX DC-S5の登場により入手に踏み切ったというケースが多かったようです。
また、発売開始からスタートしたキャッシュバックキャンペーンも購入の強い後押しになっていると思われます。
AF追従機能において「顔・瞳認識」」「人体認識」のほかに「頭部認識」を新たに加え、より幅広い撮影スタイルに対応させたり、手ブレ補正機能や動画撮影機能においてもそれまでのシリーズを踏襲する性能を有するなど、小型化により心配されるスペックダウンが感じられないのもうれしいところ。
あまりの人気に現在早くも品薄状態となっていますが、今後もランキングの上位に留まることは必至。動向に注目したい1台です。
そんな新製品組の勢いに押されながらも、4位に食い込むSONY α7III、さすがとしか言えません。
もはやSONY恒例ともいえるキャッシュバックキャンペーンが、根強い人気にさらなる力を与えています。
同様のことは8位α6400、そして今回ランク外ですが、11位α6600にも言えます。
さらに言えば、他メーカーですが7位のNikon Z6や、10位のFUJIFILM X-T3もキャッシュバックキャンペーン終了間際の駆け込み需要が、今回の順位に大きく影響した模様です。
メーカーにとって大きな戦略となるキャッシュバックキャンペーン、ユーザーにとっても勿論購入の際の判断材料として大きな魅力の1つですが、終了後の落ち込みも必然。
それを繰り返しながらランキングに居続けるSONY勢は、やはり驚異的と言えます。
前回、兄貴分Z6に続いたNikon Z5が、今回は上回り5位に。
フルサイズZシリーズのエントリーモデルですが、発売後その実力に注目が集まっています。
居並ぶフルサイズセンサー機に最初に割って入るのは、6位FUJIFILM X-T4。
初登場の4月、そして5月に1位を獲得して以降もAPS-C機としては、常にトップを走っています。
充実したシステムをなるべく軽量で構成したいという向きには、まさにうってつけのカメラ。
店舗でもすでに安定した人気を誇る1台となっています。
前回まで3ヶ月連続1位を獲得していたSONY VLOGCAM ZV-1、今回は9位に。
今の世相・ニーズを反映したカメラとして注目を集めてきましたが、ついに失速。欲しい人の手には行き渡った感があります。
マップカメラのランキングに上位で居続けるには、まだ個性が強すぎたか。しかし、確実に強い印象を残したカメラ、まだ浮上の可能性も秘めています。
Canonがようやく評判通りの力を示した今回、とはいえまだまだ余力を残している状態です。
この後、続々と登場する新製品がその牙城にどこまで迫れるか、次回も目が離せない新品ランキング、どうぞお楽しみに!
中古デジカメ9月ランキング | |||
1位 | Canon | EOS R | ミラーレス一眼カメラ |
2位 | Canon | EOS 5D Mark IV | デジタル一眼レフカメラ |
3位 | SONY | α7II | ミラーレス一眼カメラ |
4位 | Canon | EOS 7D Mark II | デジタル一眼レフカメラ |
5位 | FUJIFILM | X-Pro2 | ミラーレスカメラ |
6位 | SONY | α7RIII | ミラーレス一眼カメラ |
6位 | SONY | α7III | ミラーレス一眼カメラ |
8位 | OLYMPUS | OM-D E-M1 Mark II | ミラーレス一眼カメラ |
8位 | FUJIFILM | X100V | コンパクトデジタルカメラ |
10位 | SONY | α6400 | ミラーレス一眼カメラ |
なんと中古ランキングでも、1位 Canon EOS R、2位 EOS 5D Mark IVとCanon勢がワンツーを獲得。
これはやはりRシリーズ新製品への買い換えのため、中古商品の数が増えたことに起因していると思われます。
EOS RはRシリーズ初代になりますが、基本的な性能が優れているため中古での評価も高いようです。
ただ、そのEOS Rに関して言うと、新製品を予約し早目にEOS Rを下取に出された方が、なかなか手に入れられずやむなくEOS Rを買いなおしたケースもあるとか… Canonの供給不足が思わぬ事態を招いています。
そして現在、前回予想した通りEOS Rの中古商品数が激減。次回以降の中古ランキングで上位を獲得できるかは、まさにCanonの供給次第となりそうです。
2位Canon EOS 5D Mark IVに続いて、4位にEOS7D Mark IIが入っています。
前回もお話ししましたが、ここにきてにわかにCanonの一眼レフカメラが人気です。
ランク外20位までにもEOS 5D Mark III(11位)、EOS 80D(12位)、EOS 6D Mark II(16位)、EOS 6D(18位)と実に4機種も入っています。
対するNikon 一眼レフ機は、と言いますと、前回8月の中古ランキングでは11位から20位の間に3機種入っていたのですが、今回はゼロ… なんとも寂しい結果に…
かつては新品・中古ともにしのぎを削ったNikon・Canonの一眼レフ機、この差はどういうことか? どちらも同様に中古価格は下がっているのですが…
強いて言えば、Canon派の人はミラーレス機と一眼レフ機の両方を視野に入れ、Nikon派はミラーレス機に気持ちを移行しているということでしょうか?
古くからのNikon・Canon対決を知る身としては、「革新のCanon、伝統のNikon」というイメージが強く、ユーザーもそれを自らの信念と重ね合わせてカメラへの愛を語っていた感が強いのですが… 時代は変わったということか…
なんにせよ、一眼レフ機の動向を追えるのは今や中古ランキングのみ…
マップカメラでは、往年のファンのためにもしつこく注視していきます!
ちょっと話が逸れてしまいましたが、ランキングへ戻ります。
SONY勢は、3位にα7II、6位に同数でα7RIIIとα7III、10位にα6400の4機種がランクイン。
前回1位のα7IIIですが、キャッシュバックキャンペーン期間中は新品に分があります。
とはいえ、新品でも中古でも売れるα7III、やはり強いです。
そして、今回の中古ランキングのサプライズ、FUJIFILM X-Pro2が5位に。
本来ランキングに入るべきX-Tシリーズではなく、またコンスタントな人気を誇るX100V(9位)を上回って、趣味性の高いX-Pro2が5位。
これだから中古ランキングは難しい…
新型機X-Pro3への買い換えとして増えた中古が、少し時間が経ち値を下げてきたところで、人々の目に留まったというところでしょうか。
7月に1位、前回3位と奮闘しているOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II、順位は下げましたが今回も8位にランクインしています。
新品部門でも生産完了品ながら15位に入っている人気機種ですから、今後もマイクロフォーサーズ機の代表として中古ランキングの常連になってほしいところです。
さて、次回も注目の新製品が次々と登場します。
新品ランキングの動向が気になるのは勿論ですが、この記事をよく見ていただいている方でしたら、新製品を買われる方の手放すカメラが次の中古ランキングにどう反映されるのか、そんなところまで気になってきませんか?
もしそうなら、あなたは立派なランキング通、はたまたディープなランキング中毒! いずれにせよ、次回の中古ランキングも見逃さないでください!