StockShot

  • タグ一覧
  • 検索
【SONY】NOKTON classicと週末の散歩

いつの頃からか、軽いのは何よりも良いことだ…。という思想が強くなり、自分が普段持ち歩く機材への考え方が変わった時期がありました。
始めた頃は大きくて良く映るレンズを沢山持っていて、それはそれで満足度が高かったりしたのですが、いかんせん重量があり持ち運びに一苦労なのです。

Voigtlanderのレンズを初めてα7シリーズで使った時、その軽量感と見た目のすっきりとした印象に「これが最適解なのでは?」と気が済むまで使い倒した記憶があります。
前置きが長くなりましたが今日の散歩もVoigtlanderのレンズ「NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount」を持参して週末の昼から夕刻にかけて散策してきました。
軽くて、明るくて、良く映るレンズです。α7IVとの組み合わせで鞄に入れておいても重量は全く気になりません。

前日まで雨続きだったので、少し天候が心配でしたが良い青空が撮れました。
この街ある駅に降りて、すぐのところにある神社に立ち寄りました。
遠目から見て、立派な狛犬があるなあと思い近寄ってみると…スフィンクス?
これは江戸時代に流行った加賀白山犬という狛犬を再現したものということです。
当時は沢山存在したらしいですが残っているものはほとんどないのだそうで、この狛犬が沢山存在していたと考えると面白いです。
エキゾチックなショートボブの女性や、エジプトのピラミッドの壁画の雰囲気を感じます。

おみくじが何種類かあり、「うさぎおみくじ」という陶器のうさぎの中におみくじが入っているものを選びました。
結果は聞かないでください。

選んだおみくじが入っていた陶器のうさぎは持って帰れるので、割れないようにハンドタオルに包んで鞄に入れておきます。

歩いていると、建物と建物の間から人が出入りしている様子が目に着きました。
近寄ってみると細い道にお店が何軒かあるようです。
お店の場所を示している手作りの看板がとてもかわいい。

暖かくて天気が良い日だからか、ジェラテリアが賑わっているようでした。
ジェラートがよりおいしそうに見えました。

不思議な雰囲気の建物を見つけました。屋根はアイビーに覆われており、放っておくとどんどん浸食されてしまいそうな建物。
お店というわけでもなかったので普通のお宅だと思いますが、そのドアは開くのでしょうか。

美しい虹色のゴーストが出ました。フレアやゴーストの色や形というのはレンズごとに結構違いますが、私はこの「NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount」で出る虹色のゴーストが大好きです。
日差しがしっかりとした日じゃないと出ないので、本当に晴れてよかったです。

この日は定休日だったのか、Closeの看板があり中まで見ることが叶いませんでしたがレストランの入り口のようです。
整えられた道の先にどんな建物があるのか実際のところは分かりませんが、洋館がありそうな雰囲気です。

一旦大通りに出て、冒頭の神社とは別の神社に立ち寄ります。
桜が終わり、藤の花が鮮やかに季節を感じさせます。

今回散歩している町は、江戸時代から花街として発展してきた街で大通りから一歩裏路地に入ると古い時代を感じさせる景観が色濃く残っています。
この路地は「かくれんぼ横丁」。人知れず料亭に通う粋人が、辻を曲がると「かくれんぼ」のように姿を消す様から名付けられたのだとか。

確かに現在も、絶妙に折れ曲がった道が先を見えなくしています。

裏通りにあるお店の軒先の雰囲気は、少し昔にタイムスリップしたかのよう。

このあたりの景観がとても新鮮で楽しく撮影をしていたので気づきませんでしたが、空はほんのりと夕焼けでした。
綺麗な石畳の道を暫く散策し、今度ゆっくり来るときに入ってみようと思う幾つかのお店にもめぼしを付けてきました。

路地に並ぶ、お店の外灯が点き始めた事で時間が18時を回っていたのだと知ります。
「NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount」は光の表現も美しいです。

個人的にVoigtlanderの濃厚な光の諧調を描き出す色表現はとても好みで、ただこうして窓から零れる室内の光を撮っただけでも絵になる仕上がりにしてくれます。
色の表現は濃厚なのに、被写界深度が開放からF2.8付近までかなり浅めなのでやさしい絵作りになるところがお気に入りです。

そろそろ散歩も終わりの時間かな…と、駅に向かってあるいていたら目の前に現れた豚の標識。
おそらくレストランの看板です。

18時半近くになってきたので、レストランに入っていく人たちも多く通り過ぎていきました。

すっかり日が暮れて、レストランや飲み屋街が賑わってきたのを道すがら見て私もお腹がすいてきました。
この日の散歩はこの辺りで終了です。

また違うレンズをもって別の街を散策してみます。
最後までお読みいただいてありがとうございました。

それでは、また。


マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!ご投稿いただいた作品の中から、「α7IV」で撮影された作品の紹介ブログもございます。ぜひこちらからご覧ください。

【SONY】α7IIIとα7IVで撮影された「好きな瞬間」の写真を一挙ご紹介!

今回使用した機材はこちらです

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. SONY | 掲載日時:22年04月20日 10時30分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

RECOMMEND

PAGE TOP