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2023年12月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ12月ランキング
1位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ
2位 Nikon Z f ミラーレス一眼カメラ
3位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
4位 Nikon Z8 ミラーレス一眼カメラ
5位 Canon EOS R6 Mark II ミラーレス一眼カメラ
6位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
7位 SONY α7RV ミラーレス一眼カメラ
8位 OM SYSTEM OM-1 ミラーレス一眼カメラ
9位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
10位 SONY α6700 ミラーレス一眼カメラ


SONY α7C II
2023年12月のランキングです。

すでにご覧になってくださった方も多いと思いますが、当StockShot THE MAP TIMESでは、昨年末に歳末特別企画といたしまして「マップカメラ2023売上ランキング」をレンズ編・カメラ編に分けて掲載しています。
こちらはYouTube動画を交えたブログとなっていて、2023年(1月1日~12月14日)にマップカメラで販売されたトップ10が紹介されています。
今回はその話題も交えて、2023年の締めくくりとなる12月のランキングを解説していきたいと思います。

『SONY α7C II』が、2ヶ月連続の1位を獲得。前回同様に2位以下を引き離す形で、人気の高さをうかがわせています。
「マップカメラ2023売上ランキング」でも、なんとα7IVに次ぐ6位にランクイン。発売が10月13日でしたから、わずか2ヶ月でこの順位についたことになります。
前回、α7IVに代わるSONYのスタンダード機になりそうと紹介しました。実際のところα7IVとの住み分けがどうなっているのか気になるところです。
店頭スタッフに確認したところ、α7C IIを選ぶ方はやはりそのコンパクトさを一番に評価されているようです。
また、展開中のキャッシュバックキャンペーン(2024年1月10日まで)を鑑みてもより低い価格設定でありながら、α7IVにはないAIプロセッシングユニットによりAF周りの性能が大きく向上したことも魅力となっているとのこと。

反対にα7IVを選ぶ方は、大きめのレンズを装着した時のボディバランスの良さを重視されているようです。
縦位置グリップが用意されていることも、大口径レンズや望遠系レンズを多用される方には選択の大きな要素となっています。

2位には『Nikon Z f』。
相変わらずご注文が多く、メーカーからの供給を上回ってしまっている状況。前回とほぼ同じ販売数でしたが、今回は他を抑え2位につきました。
α7C IIと同じ10月発売でしたが、年間ランキングでは3位に入っています。
初回入荷が桁外れに多く、α7C IIに圧倒的大差をつけ1位を獲得していたことが影響しています。
その後も供給が潤沢であれば、2ヶ月連続でα7C IIに差をつけられることもなかったと思われますが…

3位には2位と僅差で『RICOH GR IIIx』、前回8位から大きく順位を上げました。
9月にはおよそ2年ぶりに1位を獲得、翌10月はランク外と非常にアップダウンの激しい機体。やはりメーカーからの供給数に順位を左右されてしまっています。
海外からのお客様の問い合わせも多く、注文に追い付いてない状況が続いています。

少し差が開きますが、4位に『Nikon Z8』。こちらは見事に年間1位を獲得しています。
メーカーからの供給が不足していた時期もありましたが人気は常に高く、最近供給数が増えたことで順位を上げています。
また12月1日より始まり好評の、165GB CFexpressメモリーカードがプレゼントされるメーカーキャンペーン(2024年3月31日まで)も販売数アップに繋がっています。
最近、同じ画像処理エンジンを搭載し価格がかなり抑えられたZ fの方が注目を多く集めているようにも感じます。
ですが、ボディの堅牢性・信頼性の高さはZ8に分があります。特にお仕事でも使われる方などは、圧倒的にZ8を選択されるケースが多いようです。

5位に入ったのは、『Canon EOS R6 Mark II』、前回7位から順位を上げました。
前回はまだ印象の薄かったキャッシュバックキャンペーンも、ようやく効果を上げた模様です。(キャンペーンは1月9日まで。)
2022年12月に初登場1位を獲得して以来、2023年も常に10位以内をキープし続けました。
結果として年間ランキングではZ8に次ぐ2位に。当然と言えば当然の結果です。
ただCanon勢は他機種に元気がなく、このところEOS R6 Mark IIの孤軍奮闘状態が続いていることは、この月間ランキングをよくご覧の方ならご存じのところ。
新しい年、Canon勢に復調の兆しが表れることを切に願う次第です。

6位に『FUJIFILM X-T5』が入りました。
2023年10月27日から注文受付が停止していたX-T5ですが、12月14日FUJIFILMよりブラック ボディの受注再開が発表されました。
同時にシルバー ボディとブラック・シルバーの各レンズキットも2024年1月受注再開予定とも。待ちに待った報せです。
入荷の方も徐々に増えている印象で、受注停止前にご予約されお待ちの方へも順次お渡ししている状況です。
お待ちの方が解消され、さらに潤沢に入荷するようになったら、X-T5の上位復活も十分にありえます。その日が待ち遠しい限りです。

7位には、『SONY α7RV』。SONYはその他に9位『α7IV』、10位『α6700』と、今回は計4機種をランクインさせました。メーカーとして安定した強さを誇っています。
まずはα7RV。ボディ単体でも5万円のキャッシュバックは、やはり大きな魅力。
ボーナスも味方にして少し大きな額を支払い、のちほどバックされるという形で購入に踏み切った方も多かったようです。

反対に、α7IVに関してはあまりキャッシュバックキャンペーンの効果は感じられませんでした。
今回、販売数は中古の方が上回りました。
キャッシュバックがあっても中古との価格差が開いてしまったこと、また歳末イベントで中古にお得な特典がついたことが大きな要因と考えられます。
2024年1月10日でキャンペーンも終了してしまいましたので、今後はますます中古購入へと流れていくことでしょう。

フルサイズ機のイメージが強いSONYにあって、期待のAPS-C機として登場したα6700。
ですが、このところは失速気味です。
2024年もランキング内を維持するには、もう一押しアピールが欲しいところです。

順位が前後してしまいましたが、8位にランクインしたのは『OM SYSTEM OM-1』。
こちらもキャッシュバックキャンペーンの効果が感じられます。(キャンペーンは2024年1月10日まで。)
高感度耐性に優れている点やAI被写体認識AFの搭載、防塵・防滴性能の強化などが支持されるポイントのようで、店頭でも野鳥撮影や雪国での撮影を予定されている方に特に人気が高いとのこと。
これからも需要が期待できる機種です。

今回もランク外のお話を少々。
11位に『Leica Q3』が。10位との差は本当に僅か、あとちょっとのところでランクインを逃してしまいました。
ご予約の方が大変多くまだ全員に行き渡るにはお時間を要しますが、それでも最近入荷数が増えてきているようなので、前回紹介したM11-Pともどもランクインも夢の話ではありません。

前回2位に入り、ムービーカメラとしてランキングに定着することを期待した『DJI Osmo Pocket 3』でしたが、今回はランク外14位と大きく順位を落としてしまいました。
12月中旬にメーカーの価格調整が入り、少し値が上がってしまったことも影響しているか。
今までムービーカメラの売れ行きの動向として、最初にどっと売れ欲しい方に行き渡ったところで勢いが急速に収まってしまうという傾向が強かったのですが、今回も同様でしょうか。
店頭でもお問い合わせは落ち着いてしまっているとのこと、ちょっと残念です。

 
 

中古デジカメ12月ランキング
1位 RICOH GR III コンパクトデジタルカメラ
2位 SONY α7C ミラーレス一眼カメラ
3位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
4位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
5位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
6位 Nikon Z fc ミラーレス一眼カメラ
7位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
8位 FUJIFILM X100V コンパクトデジタルカメラ
9位 FUJIFILM X-E4 ミラーレス一眼カメラ
10位 Nikon Z6II ミラーレス一眼カメラ


RICOH GR III
中古ランキングでは、『RICOH GR III』が1位に。
8月に2位になって以来、ランキングから姿を消してしまっていました。今回久々のランクインでの首位獲得です。

『GR IIIx』も5位に入りました。
こちらは新品ランキングでも3位でしたので、今回RICOH勢の販売数はかなりな数になります。

ご存知のようにGR III・GR IIIxともに新品のメーカー供給が安定していない状況が続いています。
ご注文され入荷を待つよりすぐに使いたいという方が多く、新品が在庫しない時は中古商品購入に流れる傾向にあります。
ただこのところ中古商品も品薄になってしまっていて、販売数を伸ばすことができませんでした。

今回両機ともにまとまった数の中古商品が入荷したのですが、「新着中古」としてホームページに掲載されたそばからご注文が入るという状態。あっという間に売れてしまいました。
どちらも発売からかなりの期間が経っていますが、相変わらずの人気ぶり。もっとメーカーからの供給があれば、というのはお客様だけでなく、我々スタッフの思いでもあります。

そのRICOH勢に挟まれる形でSONYの3機種が入りました。
2位『α7C』、3位『α7III』、4位『α7IV』です。

まずは2位のα7C、新品ランキングで好調なα7C IIの勢いを受け前回1位を獲得しています。
今回はGR IIIに僅かの差で1位を譲りましたが、こちらは中古在庫が潤沢です。次回以降も上位獲得は固いところでしょう。

3位α7IIIと4位α7IVは、どちらが順位が上になるかをこのところ目まぐるしく争っています。
「マップカメラ2023売上ランキング」でもα7IIIが年間1位、2位にα7IVという具合。今後も高い人気を誇りながら、順位を競い合いそうです。
キャッシュバックキャンペーンが終わる次回以降、新品購入に流れていた分が中古購入に加わることを考えるとα7IVが有利か。
どちらも中古在庫は豊富、価格の変動が大きく影響を与えると思われます。

6位に『Nikon Z fc』、前回同数2位から少し順位を下げました。
ノスタルジックな外装ながら本格的な機能が詰め込まれたZ fの発売があり、Z fcを手放される方が多く中古商品数が増えたことが要因ではないか、と前回お話ししました。
今回順位は落としましたが、販売数自体は大きく落ち込んでいるわけではありません。
本来メーカーがターゲットにしていた若い世代の方々の支持が続くかが今後の鍵となりそうです。

7位以降はFUJIFILM勢が並びました。
7位『X-T5』、8位『X100V』、9位『X-E4』です。

新品の供給が安定しないX-T5、中古も在庫を減らしていて3ヶ月ランキングから姿を消していました。
買取強化により中古在庫の確保を目指している現状ですが、新品の供給が増えなければランキング内に留まるのは難しいところです。

久々ランクインのX100V。かつてはGR IIIと順位を競っていましたが、今は圧倒的な差をつけられてしまっています。
ただデザインを含め人気は依然高く、特に海外のお客様からのお問い合わせも多い機体です。

同じく久しぶりの登場です、9位X-E4。
コンパクトなXシリーズの中にあってひと際小型軽量、それでいて本格的な撮影にも対応できる性能を持った機体。上位機のサブカメラとしても人気の高い1台でしたが、供給不足が解消しないまま生産終了に。
そのせいもあり中古人気も高く、いまだに品薄状態が続いています。

ランキング最後は、10位『Nikon Z6II』。11位に僅差で『Z6』が来ています。
Z8の登場した5月以降、中古ランキングでも勢いを取り戻してきたNikon。
中古商品数はどれも豊富ですので、今後も安定した順位獲得ができる可能性を持っています。

対照的とも言えるのがCanonです。
こちらは5月以降ランクインが1機種のみとなることが続きました。
さらには10月以降、なんと一眼レフ機のEOS 5D Mark IVがCanon勢の中でランキングトップとなっています。
今回10位以内のランクインはなく、12位EOS 5D Mark IVが最高位という状況。なんとも危機的です。
NikonにおけるZ8のような新製品の登場が待たれるところです。

と、ここまで2023年の締めくくり12月のランキングを紹介してきました。
日常を取り戻し、さらにそれまで以上の沢山の訪日人観光客を迎い入れるようになった2023年の日本。
日本人・外国人を問わず多くの方がカメラを手に観光を楽しまれている様子が、よくテレビでも紹介されています。

2024年もさらに多くの方々が沢山の素敵な思い出をカメラで残せますように。
マップカメラがそのお手伝いを出来たら、我々スタッフにとってこれ以上の喜びはありません。
2024年も貴方のパートナーとなるカメラ選びにマップカメラをご活用くださり、是非このランキングを盛り上げてください。

 
 

[ Category:etc. | 掲載日時:24年01月12日 12時34分 ]

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