【FUJIFILM】X-Pro3と春の気配
FUJIFILMFUJIFILM XF lensX-PRO3さくらスナップフィルムシミュレーションを楽しむ単焦点を楽しむ春の息吹梅
気温が暖かい日曜日。久しぶりにカメラを持ち歩こうとFUJIFILM X-Pro3と一緒に散歩に出てきました。
コートが要らないほど暖かく軽やかな反面、花粉症には厳しい季節です。
くしゃみをこらえながら「春」をスナップしてきました。
日の当たりが良い梅の木は5分咲き、ところによっては2分咲き程度。
気温が上がって急に開花が進んだのかもしれませんが、この桃色の梅の木は多くの花が咲いていました。
毎年、淡い桃色の花を咲かせる大きな梅の木からは独特な良い香りが漂っていて、通る人たちが誘われるように次々とスマホのカメラを向けていました。
こちらは整えられた盆栽がそのまま巨大化したようなダイナミックな形をしていた梅の木に咲いた赤い花。
この部分だけ日当たりが良いのでしょうか。本当にここだけ集中して開花してました。
赤い梅の花の色の「紅色」というのは、あまり他の花だとこの色の赤はないような気がします。
伝統色で「紅梅色」という赤い色があるくらいですから、それだけ独特なのでしょう。
白梅も発見しました。白梅の花言葉というのは「気品」ですが、先ほどの写真でご紹介した紅梅の花言葉は「優美」なのだそうです。
双方ともに上品な様を表す言葉ですが、ピンと背筋が伸びるような白梅と華やかさが際立つ紅梅。比べると花言葉がしっくり来ます。
ショッピングをしにきた人たちで賑わう日曜日の街の雰囲気は、大道芸の人たちがパフォーマンスをしていたりして楽しいです。
大学の建物のデザインを中心に、町全体のトーンが統一されているこのあたりの景色が好きです。
ショッピングセンターを通り過ぎて、住宅街へ。
春はとてもきれいな桜並木ですが、まだまだ蕾は固く開花には時間がかかりそうでした。
遊歩道の左右を眺めながら、ふと水飲み場と花壇がセットで配置されているところを見つけてスナップ。
一見バードパスかと思いましたが、水飲み場のようです。住宅街のど真ん中に置かれているのは何だか珍しいと思ったのです。
夕暮れに近づいて、日の角度がだいぶ低くなってきました。
陰影を印象的に描写してくれる、このカメラが大好きです。
今は甘い香りがする「蝋梅」の季節。
とても良い香りがするので、黄色い花を咲かせる木があったら足を少しだけとめて香りを感じてみてください。
この「蝋梅」が見頃の終盤を迎えると次は「梅」の季節。「梅」が終わったら、いよいよ桜の季節です。
春は被写体が尽きませんので、撮影を楽しみたいです。
残念ながら、今回撮影に使用したFUJIFILM X-Pro3は生産終了になりました。
手放すオーナー様が少ないので中古商品も貴重で手に入れにくい1台になりつつありますが、「写真撮影を楽しむ」ことに集中できるFUJIFILM X-Pro3おすすめの1台です。
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