【Nikon】COOLPIX P1000で月のクレーターを激写する
例え気軽に外に出れない状況が続いていても、どこでも撮れる題材はあります。
それは月です。地球上のどこからでも見れて、古来より人々の心を魅了してきた月。
今回は以前にNikon COOLPIX P1000で撮影した月を焦点距離順に並べて紹介したいと思います。
まずは1,200mmで撮影した月。ここからでも月面のクレーターの陰影がはっきりと見れます。
満月も綺麗ですが若干影を宿している方が立体的で見栄えが良いように感じます。
続いては1,600mm。1,200mmに比べて二回りくらいは大きくなった感あります。
2,400mm。一枚の写真に収めるにはちょうどよいサイズで撮れました。綺麗に撮るならこの辺りでしょうか。
光学ではこれが最大望遠となる3,000mm。ここまでズームすると前後が切れますし、肉眼で見る分には止まっているように見える月もこのサイズだと移動が速くて中心に捉えるのが難しくなってきます。
こちらはデジタルズーム込み。3,000mmの光学最大望遠にデジタルズーム3.6倍拡大しての10,800mm。
さらにデジタルズーム最大4倍の12,000mm。
さすがに画質は粗いですが、月面がクレーターでボコボコしている様が良く見れます。
こういう光景が撮りたくてP1000を買ったようなものなので私としては大満足の内容でした。
Nikon COOLPIX P610の1,440mm相当(光学60倍)、COOLPIX P900の2,000mm相当(光学83倍)に続いて生まれた3,000mm相当(光学125倍)の怪物カメラCOOLPIX P1000。
その後に発売されたのはP900を最新性能にしたP950で、未だP1000を超えるカメラは出ていません。
普通に考えればP900、P950の2,000mmでも十分にオーバースペックではあるのでこれ以上は必要ないということかもしれませんが、ニコンにはぜひとも更なる高みに挑戦していただきたいし、4,000mm相当、5,000mm相当のカメラが今後出てくれることを期待しています。