【RICOH】GR IIIで都内と日本庭園の夜を撮る
冬の静かな都内の夜をモノクロームで切り撮ってみたい。
そんな思いに駆られた筆者は、愛機であるRICOH GRIIIを持って四ツ谷駅を降りました。
駅から出てすぐ目の前の陸橋の上でまずはパシャリ。
手すりに反射した都会の鈍い光がどこか幻想的で、ノスタルジックな気分になりました。
煌びやかなステンドグラスをモノクロームで撮るとまた普段とは違う味わいがでてきます。
欧州的なこの手の絵面は白黒で表現された中世の銅版画などでも馴染みがありますし、色の違いが濃淡で表現されることによって重厚な趣を感じさせます。
都内でも少し駅から離れれば寂しいもの。
けれども、人の気配がないのはそれはそれで落ち着いて良いものです。
進んでいった先で無料開放されていた日本庭園にたどり着いたのでお邪魔しました。
イルミネーションライトに彩られた通路が光の道となって導いてくれています。
真下からライトアップされた竹藪や池に浮かんで眠っている鯉たち。
日本の風情を感じますが、通路は凹凸が多く、灯りも少なかったため転ばないか少し不安になりました。
そして橋を越えて進んだ先で見事な滝を発見。なかなかに見ごたえがあり、夢中でシャッターを切りました。カメラというと暗闇には弱いような印象があったのですが、このGRIIIを買ってからイメージが変わりました。センサーが大きいというのはやはり良いことなのでしょう。
モノクロは堪能しましたので、今度は明るい時間に訪れて、青空の下の滝をカラーで撮ってみたいものです。もちろんその時に使うのもRICOH GRIIIです。