【マップカメラ情報】【1号店地下1階】今日は「カメラ発明記念日」
1839年3月20日
今日は、フランスのルイ・マンデ・ダゲールという人が「写真機」を発明した日です。
当時のカメラは、「ダゲレオタイプ」と呼ばれ、撮影用に用意された銀板に直接写真を焼き付ける
という物で、フィルムやメモリーカードのように元の画像があり、そこから写真にするわけではなく
このカメラで撮影された写真はその場限りの1枚しか存在しません。
また、ダゲレオタイプの写真は紙ではなく「銀板」の上に撮影されているので、独特の美しい
写真に仕上がります。
撮影時間ですがこれまた時間のかかるシロモノで、初期のもので10分から20分、
改良されたものでも1、2分じっとしないといけなかったんですね。
まぁ大変。
いまから約170年前のお話です。
それからさらに70年ほど経過した1913年、オスカー・バルナックという方が
今日のカメラの基本といっても過言ではないカメラを発明します。
「ウル・ライカ」といいます。※「ウル」とは「古い」「元祖」という意味
試作機として3台作られたそうです。
これがその現物といいたいところですがこちらは後に展示会等に使用するために作られた
展示専用の「ダミーカメラ」。撮影はできません。
今ではありとあらゆるカメラが溢れ、自分の好みに合わせたカメラが選べる時代になりました。
ただ、写真を撮ることに対する皆様の思いは形は変わっても今もあまり変わらないと思いますね。