【カメラ関連ニュース】CIPA、日本財団
東日本大震災で被災された地域の復興を支援する「CIPAフォトエイド」基金を設立
【主な内容】
・一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)と日本財団は、東日本大震災で被災された地域の復興を支援するための「CIPAフォトエイド」基金を設立し、写真や映像記録に関する活動を実施する団体の支援を行うこと発表した。
・この基金は、CIPAが会員企業からの寄付を募り設立。基金への応募受付、各種問い合わせ対応、応募団体の審査、覚書の締結から支援金支払いまでの業務を、CIPAと日本財団が適宜連携しながら行うもの。
・基金設立の目的として「同震災による被害の実態を記録として残すこと」「復旧、復興に取り組む、特に市民活動団体や市民の取り組みを記録として残すこと」「写真や映像という手段を通じて、同震災により被災された方々の精神面におけるケアを支援すること」を掲げる。
・支援対象は、各種非営利団体(NPO、NGO)、ボランティア団体、学校、地方公共団体など。
・具体的支援内容は、「写真や映像記録の作成・保存・閲覧」「震災からの復興記録に関する記録者の育成、記録媒体や機材の整備など」「汚れてしまった写真の洗浄・整理や卒業アルバムなどの再制作」「写真や映像を活用した展示会やイベントの開催など」を挙げている。