【マップカメラ情報】FUJIFILM X10 レポート
人気のFUJIFILM製デジタルカメラXシリーズ最新鋭機、X10の試写レポートを行いました!
X100のレトロクラシックな外装デザインから一回り小さくなり、より精巧でシャープなデザインになったX10。 実際に持ってみると、そのがっしりとした剛性のあるボディの仕上げの良さにまず嬉しくなることと思います!
ズームダイヤル、操作部の金属の削りだしの質感や、金属製のレンズキャップなど、 指がかりも良く、気持ちの良い操作にも一役買っています。
また見た目に比べて意外なほど軽いのにも、驚かれるかと思います。 X100と比べても100gほど軽いボディは予想外に軽量、コンパクト。
毎日持ち運んで、日々の光景を捉えるなら、この重さと大きさは かなり重要なポイントです!
撮影していての感想は、ダイヤル操作の抜群にやりやすいこと。 露出補正など頻繁に使う設定を、いちいち液晶を見ずにスッと変えられるのはとても便利でした。
また電源スイッチをレンズのズーム繰り出しと連動させているのは設計の妙で、 思ったときにすぐ撮影に入れるとても使いやすい操作系。
このおかげで試写時に撮影できたカットも少なくありませんでした。
光学式ビューファインダーはズーミングにすんなり連動してくれるので、 「撮ってる!」という気分にさせてくれます。
搭載されたFUJINONズームレンズも広角から望遠まで明るく、美しいボケ味が楽しめます。 また素子の大きさからか、かなり高感度には強くISO800まではオートで撮影しても何ら問題なく、1600でも少し気になるかどうかの程度。
撮影した像もクセのない富士らしいフィルムライクな写真で好感が持てました。
1点、難点があるとすればバッテリーの消費が思った以上に早いという事ですが、内蔵のバッテリーサイズを抑え、ボディの軽量さを優先させたのは、頻繁に持ち運ばれるであろうX10の用途に合った配慮だと思います。
長時間の撮影の時には予備バッテリーを持つ事をおすすめします。
ただ、X10の魅力は何をおいてもカッコイイ事ではないでしょうか!
撮影しているときのモチベーション、これは何より大切な事だと思います。
またそれだけでなく軽量コンパクト、良好な操作性を備え、描写も精緻で美しい。
様々な要素がバランスよくまとめられた、パフォーマンスの高い1台となっています。
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