【マップカメラ情報】【Nikon ニコニコニュース!!】 照明に気をつけてみる
1号店5階ニコンフロアです
さて、写真を撮っている際に同じ設定で同じ場所を撮影しているはずなのに
おかしな色味の写真が撮れてしまった経験はないでしょうか
これは蛍光灯を照明に使用している場所で撮影していると起こる現象で
フリッカー現象というものです
フリッカー(flicker)つまりちらつきを意味します
通常、蛍光灯は電源の2倍の速度で点滅を繰り返しています
東日本では50HZ、西日本では60HZなので100~120HZで点滅をしていることになります
ですので100~120秒以上のシャッター速度で撮影すると色調のおかしな写真が撮れてしまうことになります
実際に蛍光灯の照明を連写で撮影してみるとこんな感じです
そして、蛍光灯で照らされた被写体も色調が変わってしまいます
ある程度の経験のある方は知っておられるかもしれませんが
室内や屋外の蛍光灯を光源にする場所での撮影にはシャッタースピードには注意をされたほうが良いでしょう
1)ちなみにインバーター式の蛍光灯は1万回以上の明滅を繰り返すのでフリッカーは出にくいです
2)蛍光灯を照明で使っているところでのフリッカーの回避方法は
カメラ側でシャッタースピードを調節してあげる方法が一番よろしいとおもいます
スピードライトでは完全に回避し切れない可能性があります
これから撮影をする際には照明にも気を配ってあげるとより撮影を愉しむことができるかもしれませんね