【マップカメラ情報】2012年「CP+ 」速報レポート その2
マップタイムズ編集部、今回は2012年2月9日より行われているカメラと写真映像の情報発信イベント、『CP+』より新製品情報をお伝えいたします!
と、言う事で私がまず向かったのはこちら。Canonブースです。今回のCP+では注目度の高い新製品が多いですが、まずはこちら…
『Canon EOS 1D X』!!
キャノンの次世代フラッグシップ機として登場した本機。従来フルサイズ画素数重視の1Ds系と、連写スピード重視の1D系という2系統あったフラッグシップ・ラインを1つに纏めると期待されるモデルです。まだまだ画像データなどはお見せできませんが、連写速度はかなりのものと実感できました。硬性もこれまで通りのしっかりしたもので、さすがキャノンのフラッグシップ。完成発表が待ち遠しい限りです。
そしてリニューアルされたレンズ群、『EF24-70mm F2.8 L II USM』、『EF24mm F2.8 IS USM』『EF28mm F2.8 IS USM』。単焦点広角にもついにISが付与され、一新されました。こちらも発売が楽しみです!
コンパクトにも魅力的な商品が続々…『PowerShot G1 X』です。
驚くべきはこのサイズに「1.5型大型CMOSセンサー」を搭載!APS-Cサイズに迫る映像素子を積んでいるにも関わらず、従来のGシリーズと比べて一回り大きくなっている程度。ロケや取材などで仕事に使われている方も多いこのGシリーズ。その使用感や取り回しのよさはそのままに、大いなる高画質化がはかられたこのモデルは大注目です!
そして映像機器、キャノンのフラッグシップでもう一台!ハイエンドプリンター、『Canon Pro1』です。
インクタンクがズラリこれだけ。黒系インクを濃度別に5種類搭載し、モノクロームでの再現性も格段にアップしたモデルです。黒の締りや階調表現など、確かに頷ける高画質。写真を撮ったらプリントまで、とお考えであればその実力、一度はご覧頂ければと思います!
シネマイオスシステムや、その他レンズラインナップも多く、モデルさんの居る実写スペースやプリンタを用いた作例スペースなど、まさに撮影からプリントまでが一堂に会するキャノンのCP+ブースでした!
最近、Xシリーズで大いに話題のフジフィルムさんのブースです。こちらも大注目のモデルが多いそうで…
まずはこちら!『Fujifilm X10 Limited Black』!!
発売時からブラックモデルを望む声の多かったX10ですが、この度リミテッドエディションという事で実現!アクセサリーなどもブラックにまとめ、同じデザインながらグッと精巧でシャープな印象です。
歴代、Xシリーズ。すでにここまでしっかりとラインナップが出来ています。そしてその頂点に座するのは…
『X-Pro1』!!
X10発表当初からレンズ交換式のモデルは希望が多かったですが、この度ついに実現しました!電子式の透過ビューファインダーを備え、レンズ交換にあわせて視野枠などを表示。絞りやシャッターダイヤルを操作する事で、シームレスにシャッター優先、絞り優先、マニュアル露出に変更できるのはクラシックな外観ながら、素晴らしい操作系です。
そして魅力的なレンズラインナップは3本、どれも金属の質感高い外装で、フードまで重量感のある素晴らしい作り。開放F値も1.4~2.4と明るく、仕上げのよさに比べて重量はそれ程でもないので、交換レンズを3本携行しても苦にならない良いバランスかもしれません。
Mマウントアダプターも参考展示されていました。ライカMのズミクロンなどを着けて、フードを着けて…う~ん間違いなくカッコイイ!夢の広がるカメラがまた一台、発売が待ち遠しい限りです。