【マップカメラ情報】2012年「CP+ 」速報レポート その4
SIGMAのブース、レンズ専業としてだけでなく、カメラでも魅力的な商品を送り出しているメーカーさんですが、今回は個人的にも大注目のカメラが!
『DP2 Merrill』、『DP1 Merrill』!!
何とSD1と同等の素子と、処理エンジンを搭載しているとの事。換算4600万画素という恐ろしいスペックになっています。
しかしこれまでお世辞にも快適とは言い難かったDPシリーズも、驚くほどブラッシュアップされています!背面液晶も美しくなり、AFスピードもかなり向上、データ書き込みにはどうしても時間がかかりますが、それはデータ量を見れば仕方の無い所でしょう。バッファもかなりの大きさを想定しているとの事で、これからの詰めの作業に期待がかかります。
大きさはこれまでのDPシリーズより一回り大きくなりましたが、重さは同等程度。早く完成品に触れてみたい、楽しみなカメラの筆頭です!
質感とクォリティの高い、マニュアルレンズ群でおなじみの、コシナのフォクトレンダーブランドと。
ツァイスブランドのブースです。
既存のラインナップではラバーローレットが総金属製になったモデルが発売されました。『COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SL II N Aspherical』と『ULTRON 40mm F2 SL II N Aspherical』、そして『NOKTON 58mm F1.4 SL II N』の3種類のレンズ、レンズの距離指針が黄色になった事とあいまって、AUTO-Nikkorに若干イメージが重なります。
また、それ以外にも気になる参考出品が…
『COLOR-SKOPAR 28mm F2.8 SL II N Aspherical』!
そして
『HELIAR-CLASSIC 75mm F1.8 SL II N 』!
焦点距離、F値、そして外観とも、かなり魅力的な2商品。発売されるのであれば楽しみです!
そして、マイクロフォーサーズ用の超弩級レンズ『NOKTON 17.5mm F0.95』!35mm換算で35mmとかなり広角の使いやすい焦点距離ながら、その開放の明るさは他に類を見ないレンズです。ムービー用にクリック音を無くすギミックを備え、最短撮影距離も0.15mと、様々な使い方に対応してくれる期待のレンズです!
撮影をさせて頂いたので、こちらで1枚…。ショーケースのライトですが、最短距離にかなり近いながら、このボケの大きさは驚くばかりです!それでいて合焦面のコントラストは高く、他のレンズではなかなか見る事の出来ない描写です。
これでムービーも可能と考えると…楽しみなレンズである事は間違いありません!
ツァイスブランドからは広角単焦点、『Distagon T* 2/25』が発売になりました!F2と明るい開放F値は広角ながら背景のボケも楽しめるレンズです。描写力は言わずもがな、合焦面は力強いコントラストを持ち、ボケもなだらかで美しい印象でした!