ベッサは、1999年に、Lマウント（ライカのネジ込式レンズマウント）互換機の
「ベッサL」からスタートしました。
目測式のシンプルなカメラでしたが、すでに過去のものと思われていた
Lマウントのカメラが、新製品として発売されて、たいへん話題になりました。

ファインダーも距離計も無いシンプルなカメラです。

2000年には、「ベッサL」に待望の距離計付ファインダーが組み込まれた
「ベッサR」が発売。
より気軽に使えるレンジファインダー（距離計連動）カメラとなりました。
押入れの奥に眠っていた、キャノンやニッカ、ミノルタなどの
Lマウントカメラのレンズが活用できると歓迎されました。

続いて、「ベッサL」に距離計と、Mマウント（ライカのバヨネット式レンズマウント）を搭載した「ベッサT」が2001年に発売。
「ファインダー交換式カメラ」という意表をつくものでした。

↑コチラはヘリアー101周年記念限定モデルです。

そして、いよいよ「ベッサR」をMマウントにした
「ベッサR2」が2002年に発売されたのです。
ライカの現行MマウントレンズやミノルタCLEのレンズ、
コニカヘキサーRFのレンズ、
また、L-Mレンズマウント変換リングの併用でLマウントレンズも使える
より実用的なカメラになりました。

2004年には、電子制御式シャッターと絞り優先AEを搭載した
「ベッサR2A」「ベッサR3A」が発売。
「ベッサR2A」はファインダー倍率が0.7倍、
「ベッサR3A」は等倍（1.0倍）ファインダーを搭載しています。

2006年には、機械制御式シャッターの「ベッサR2M」「ベッサR3M」が発売。

2007年には、ファインダー倍率0.52倍、21ｍｍフレーム内蔵という超広角対応の
「ベッサR4A」「ベッサR4M」が発売されました。

レンジファインダーの入門カメラとして、
また、ライカのサブカメラとしてもベッサシリーズはお勧めですよ。
あなたの愛機に加えてみてはいかがですか。

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