手作りのライトボックスを使えば、案外簡単に撮れますよ!
用意するものは、適当な大きさのダンボール箱(今回は一番広い面がA3サイズくらい)と
小型ストロボと延長シンクロコード。
これは、湯沸しポットの空き箱。ストロボは30年くらい前の「ストロボット」。
それから100円ショップで購入したA3のトレーシングペーパー、流し台の下に敷くアルミ貼りのシート、
それと両面テープです。(合計315円)
アルミ貼りシートは、乱反射して光が広がる、シワシワのものが良いでしょう。
まず、ダンボール箱の1面を切りとります。
次に箱の内側に両面テープでアルミシートを貼ります。
上のほうにある黒いものは、ストロボの発光部です。
箱の側面にストロボの発光部の大きさの穴を開けておきます。
ちょっと工夫して、ストロボが固定できるよう加工します。
ダンボールの切れ端にゼムクリップを半分に折ったものを取り付けて、輪ゴムでとめました。
はい、できあがり! 30分もあれば作れます。
作例写真は、食卓のテーブルの上で撮影しました。
マグカップの上にグラスを置き、背景は黒い紙、左側手前にライトボックス、
白い発泡スチロールの板で右側に光をまわしています。
ライトボックスとグラスの間の白い紙で、テーブルの色がグラスに写りこむのを防ぎます。
カメラを三脚に付け、構図を決めます。
カメラとストロボを延長シンクロコードでつなぎ、
グラスに8分目のサイダーを注ぎ、セッティング完了!
次に露出を決めなければなりませんが、今回はデジタル一眼レフカメラを使用したので
実際にシャッターを切って、結果を見ながら絞りを調整していきました。
絞りが決まれば、いよいよ本番です。
左手にイチゴ、右手をシャッターボタンをかけて・・・
イチゴをグラスめがけて落とします。
一瞬タイミングを遅らせシャッターを切ります!
そうして撮れたのが ↓ この写真です。
写りを確認しながら、気に入るカットが撮れるまで、根気よく繰り返します。
もちろんこのような写真以外にも工夫次第でお好みの写真が撮影できます。
デジタルカメラなら枚数を気にせず撮影できるので便利ですね。
さあ、あなたも手作りライトボックスでおもしろい写真を撮ってみましょう!
※今回の撮影では、まわりサイダーが飛び散るので注意してください。
後片付けもしっかりやりましょうね。