【トル・アソブ】ヨコハマお散歩、PENwithPEN
(GR DIGTALⅢ クリックするとポップアップします)
OM-Dが発売され、いま熱いオリンパスのカメラ。そんなオリンパスのデジタルカメラPEN E-P3とハーフサイズフィルムカメラPEN Fをも携えてヨコハマの町を歩いてきました。
旅のはじめはJRの石川町駅からスタートです。この日は予報では曇り、駅を出ると曇り空の中から時々青空が覗いています。予報にあわせてKODAK ULTLAMAX400をPEN Fに詰めてきたので、ちょっと失敗したかなと思いながら歩き出します。
(OLYMPUS PEN F MEDICAL F.ZUIKO 38mm F1.8)
細い階段を抜けてまずはじめに目指すのは外交官の家です。
(OLYMPUS PEN E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mmⅡR アートフィルター:ラフモノクローム)
外交官の家は、明治政府の外交官内田定槌の邸宅を移築したもの洋館で、
隣には外国人用住宅として建てられたブラフ11番館も移築されています。
(OLYMPUS PEN F MEDICAL F.ZUIKO 38mm F1.8)
館内は明るく、所々に花が置かれ、柱や手すりにもその歴史を感じます。
(OLYMPUS PEN E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mmⅡR)
裏には丘の上の庭園が有り、噴水の水が跳ね風の吹く美しい庭園があります。
(OLYMPUS PEN E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mmⅡR)
外交官の家を出て尾根道を歩いていきます。
さすが、山の手というだけあって所々見える階段や坂道に、丘の上にあることを実感します。
(OLYMPUS PEN E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mmⅡR アートフィルター:ジオラマ)
さらに歩くこと少し、今度はベーリックホールに向かいます。
(OLYMPUS PEN E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mmⅡR)
横浜の洋館で最大規模のベーリックホールはイギリス人貿易商B.R.ベリックの邸宅として建てられたもので、子供部屋として作られた部屋の美しい窓枠や緑色の壁などは是非必見です。
(OLYMPUS PEN E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mmⅡR)
ベーリックホールを出たところでトラブル発生。なんとPEN Fの裏蓋が開いているのを発見。とりあえず裏蓋を締めて数回巻き上げます。
後から現像に出して確認したらやっぱり何枚かはアウト、これが実際に感光して救えた一枚です。
(OLYMPUS PEN F MEDICAL F.ZUIKO 38mm F1.8)
がっかりしながらあるく山手にシャッターを切る回数も減ります。外人墓地などもあったのですが、何となく撮らずに通過。向かうのは港の見える丘公園です。さすが港の見える丘公園、ベイブリッジやコンテナを吊り上げるキリンたちがよく見えます。
(OLYMPUS PEN E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mmⅡR アートフィルター:ジオラマ)
本牧ふ頭と大黒ふ頭を結ぶ、ベイブリッジは平成元年9月27日に開通した長さ860m、高さ175mの大きなつり橋です。
やはりここで使いたくなるのが、アートフィルターのジオラマ。大きなベイブリッジも一瞬にしてミニチュアに早変り。アートフィルターに設定してベイブリッジを中心にタッチパネルでポンと押すだけで簡単にこんな写真が出来上がります。
このタッチシャッター、最初はあんまり使っていなかったのですが、その使いやすさにいつの間にかハマってしまいます。
(OLYMPUS PEN F MEDICAL F.ZUIKO 38mm F1.8)
港の見える丘公園を出て今度はフランス山の方に向かいます。
やはり新旧のPENを持っていると、カンをフルに使って露出やピントを一つづつ決めていくフィルムの持つリズムと、瞬間的にシャッターを切ることが出来るデジタルの持つリズムの違いに新鮮な驚きを感じます。
(OLYMPUS PEN F MEDICAL F.ZUIKO 38mm F1.8)
このあたりは、かつてフランス領事館があり、そのことからフランス山と呼ばれるようになったそうです。林の中には領事館の遺構がひっそりと残っています。このあたりの土地は明治元年(1864)から昭和四十六年(1971)までフランス政府のものだったそうです。このようなエピソードを知ると、港町ヨコハマを深く感じます。
印象的な風車が、わずかな風に揺れていました。
(OLYMPUS PEN E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mmⅡR アートフィルター:ジオラマ)
今回のコースは、都心からも近く歩いてのんびりと巡れるのでとてもおすすめです。
港の見える丘公園を下ると元町や中華街、みなとみらいや山下公園にも足を伸ばすことが出来ますで、カメラを持って赴くままに足を運んでみてはいかかでしょうか。