【マップカメラ情報】対決?! Voigtlander BESSA R2M vs LEICA MP 【1号店地下】
「フォクトレンダー ベッサR2M」と「ライカMP」の対決です。
どちらも機械制御式シャッターと露出計を内蔵したカメラですね。
「ベッサR2M」は、2006年に発売されました。
「ベッサR2A」(2004年発売)の電子制御式シャッターを機械式にしてマニュアル露出専用機にしたものです。
「ライカMP」は、2003年に発売されました。
専用ストロボ使用のTTL自動調光は内蔵していませんので、「M6TTL」ではなくて、
「M6」の後継機種と位置づけられるカメラです。
では、スペックを比較してみましょう。
BESSA R2M
ファインダー倍率:0.7倍
視野枠:35/90mm,50mm,75mm
シャッター形式:機械制御上下走行式メタルフォーカルプレーン
シャッタースピード:1~1/2000秒・B
露出モード:マニュアル
大きさ:135.5(幅)x 81(高)x 33.5(厚)mm
重量:430g
Leica MP
ファインダー倍率:0.72倍
視野枠:28/90mm,35/135mm,50/75mm
シャッター形式:機械制御左右走行式布幕フォーカルプレーン
シャッタースピード:1~1/1000秒・X(1/50)
露出モード:マニュアル
大きさ:138(幅)x 77(高)x 38(厚)mm
重量:600g
ファインダー倍率は、ほぼ同じ。
ただし、基線長(カメラ前面にある左側の小さい窓から右側の大きなファインダーまでの長さ。
この2つの窓の間隔が離れているほどピント合わせの精度は高いとされています)はMPのほうが長いですね。
ファインダーのフレームは、4種類対6種類でMP。
シャッタースピードは、1/2000秒があるベッサR2M。
大きく異なるのは、シャッターです。
「ベッサR2M」は、上下走行式の金属製。これは、多くの一眼レフカメラに使われている形式です。
省スペース、幕速が速いなどの特徴があります。1/125秒以下でストロボにシンクロします。
「MP」は、左右走行式の布幕。ライカ伝統のシャッター形式で、静粛性に優れています。
実際に2機を使用してみました。
「ベッサR2M」は軽量コンパクトで、扱いやすいカメラでした。
35mmレンズとたいへん相性が良くスナップ撮影が楽しく出来ます。
若干シャッター音が大きめですが
一眼レフになれた方には、ミラーショックがないので気にならないかもしれません。
「MP」は、ずっしりとしてはいますが、手になじむ独特の形状と
静かで、振動の少ないシャッターのおかげで
しっかり構えればカメラぶれを防ぐことが出来そう(?!)です。
50年以上の歴史を持つM型ライカですから、細部の作りも良く、動作にも安心感があります。
文章だけでは表せない大きな魅力を持つカメラです。
結論としては「どちらも良いカメラ!」ということです。
(ずるいですかね)
レンジファインダーカメラ入門用にも、もちろん主力機としても十分な実力を持ってる「ベッサR2M」。
気軽にライカのレンズを楽しみたい方には、オススメのカメラです。
ミラーレス一眼用にフォクトレンダーのレンズをご使用中の方も
フィルムカメラに挑戦してみてはいかがでしょうか。
ライカMPは撮影だけでなく持つ喜びも大いにあるカメラです。
決定的瞬間をライカと共に。
最後に、価格での勝負ですが・・・
ここにはあえてふれないようにしておきます(笑)
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