【マップカメラ情報】【マップカメラ写真週間2012】6月1日は写真の日
その由来は、社団法人日本写真協会が1951(昭和26)年に、写真の日制定委員会を開き、6月1日を写真の日としたのが始まりです。
1907(明治40)年の松木弘安筆の『寺島宗則自伝』に「天保12年上野俊之丞と鹿児島に同行し、6月1日に島津斉彬を撮影…」との記述があったため、それを基に制定されました。
その後の調査で、これらの事柄は誤りであったことが確認されましたが、当協会はこの6月1日を引き続き「写真の日」として、表彰事業や「東京写真月間」などの各種の写真行事を行っており現在に至ります。
なお、日本に写真が渡来したのは嘉永年間とされ、最初にダゲレオタイプ(銀板写真)の撮影が成功したのは、1857(安政4)年9月17日に薩摩藩士の市来四郎、宇宿彦右衛門らが、藩主島津斉彬公を撮影したもので、現在鹿児島の尚古集成館に保存されています。
また、この銀板写真は、1999(平成 11)年4月、写真初の重要文化財として文化庁より指定を受けました。