【マップカメラ情報】【本館地下1階】なんとも言えないちょうど良さ“28mm”
本館B1階からこんにちは。
今日はライカの28mmレンズをご紹介します。
前回ご紹介した21mmという画角と比べると、また違った構図が楽しめます。
7㎜の差は意外と大きいです。
今回も掲載した写真は作例を兼ね、
Leica M-Eと第三世代の“エルマリート”28㎜で撮影しています。
昨日、首都圏では珍しく雪が積もりました。
マップカメラの周辺もこんな光景が広がっていました。
雪の中ご来店いただいたお客様、誠にありがとうございました!
筆者自身は広角は35mmレンズを愛用しているので、28㎜という画角は実際に使ってみると新鮮でした。
21㎜と35mmの中間の、なんとも言えないちょうどいい“広さ”という印象を受けました。
さて、今回も歴代28㎜レンズにどんな物があるのかご紹介します。
“エルマリート”
Elmarit M28mmF2.8 6群9枚 1965年~
くびれが美しい初代。
やわらかいその描写は、幾多ものライカファンの心をわし掴みにしてきました。
スーパーアンギュロンの初期モデルと同じく、後玉がだいぶ出ています。
そのため、測光アームが出てくるライカM5やCLでは使用できません。
Elmarit M28mmF2.8 6群8枚 1972年~
こちらは2代目。レンズ設計の変更により、後玉のでっぱりが少なくなりました。
M5やCLでも使用可能です。
初代の描写を色濃く受継いでいます。
2代目エルマリートには初代の“くびれ”を引き継いだ前期モデルも存在します。
上記写真の右が前期、左が後期です。
Elmarit M28mmF2.8 6群8枚 1979年~
コーティングの大幅な変更により、コントラストが向上、フレアも軽減されています。
凹凸の少ない直線的な鏡筒ですっきりした外見に。
Elmarit M28mmF2.8 7群8枚 1993年~
こちらはブログ執筆時に在庫が店頭に無く、資料写真から引用しました。
他のラインナップが続々と非球面レンズを採用する中、
性能の観点から、非球面レンズの必要性を問われなかった稀有なレンズです。
Elmarit M28mmF2.8 ASPH. 6群8枚 2006年~
ついにエルマリートも非球面レンズを採用。
第四世代に比べると80gも軽量化されています。
なんといってもコンパクト。
光学設計も優れており、歪曲収差も殆どみられません。
“ズミクロン”
Summicron M28mmF2 ASPH. 6群9枚 2000年~
28mmにはズミクロンも存在します。
開放F値F2を採用しながら、4代目エルマリートとほぼ同じ重量を実現。
35mmのズミクロンに比べると一回り小さく、取り回しも良好です。
さぁ、あなたはどの28mmレンズをパートナーにしますか・・・?
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