【Canon愛】フローライトに魅せられて…
フローライト、それは人を魅了する力を持つ輝き…
写真好きを傑作へ導く道標…
それこそが、【Canon 蛍石レンズ】の力!!
鉱物名:蛍石
(和名:ほたるいし、けいせきと読む、英名:フローライト/Fluorite)
蛍石という和名は、加熱すると光る性質に因んだ名前。
主成分はフッ化カルシウム(CaF2)。
1968年より自社開発で蛍石の人工結晶量産化に成功して以降、
多種に渡る高画質レンズを世に送り出してきました。
純粋な蛍石は無色透明の鉱物ですが、天然の蛍石は、
自然界の不純物の混入により様々な色に輝きます。
しかし、光学用レンズとして使用するなら無色透明でなければなりません。
キヤノンはこれを人工結晶化によって製造し、写真用レンズに使用しています。
強度が弱い蛍石の加工は難しく、高度な技術が必要とされる為、
現在のキヤノンにおいてはLレンズ(LuxuryのL!)にのみ使用されています。
ならばしかし、なぜ蛍石なのか?
蛍石は低屈折率・低分散率・異常分散性という特性を持つため色収差が非常に小さく、
キヤノンが目指すところの『点が、点に写る』レンズを造るには
不可欠だったといえるでしょう。
「必要なものは自ら創造する」というキヤノンの信念が実現した、
高品質レンズの光跡(鉱石)ですね!