【SONY】憧れの白レンズ～MINOLTAからSONYまでの系譜～

【左からSONY 300mmF2.8G SSM II、MINOLTA AF 300mmF2.8G(High Speed AFタイプ)、SONY 300mmF2.8G】

新旧300mmF2.8(通称サンニッパ)が大集合!!

300mm F2.8はなんとなくわかるけど一体何が違うの？
そんな疑問をお持ちのお客様も多いでしょう。
それもそのはず。
MINOLTAのオートフォーカスレンズだけでも3種類
SONY製で2種類とSONY Aマウントで使用できる
300mm F2.8のレンズは5種類も存在するからです。

流れとしては以下のような流れです。

MINOLTA製
「AF APO TELE 300mm F2.8」
↓
「High Speed AF APO TELE 300mm F2.8 G」
↓
「AF APO TELE 300mm F2.8 G (D) SSM」

SONY製
「300mm F2.8 G」
↓
「300mm F2.8 G SSM II」

まずレンズ構成を比較すると大きく二つのグループに分けられます。
MINOLTA製最後のモデル「AF APO TELE 300mm F2.8 G (D) SSM」
ここで以前の9群11枚の構成ではなく
12群13枚のレンズ構成になっています。
それはSONY製にブランドが変わっても引き継がれているようです。

MINOLTAの最初の2本はレンズ構成等は変わらずよく似た外観ですが
「High Speed AF APO TELE 300mm F2.8 G」の方には
グレーのフォーカスホールドボタンがついています。

ではSONY製の2種類は何が変わったのか？

①ナノARコーティングの採用
これにより内面反射によるフレアやゴーストを抑えたヌケの良いクリアな画質を実現

②レンズ処理LSIの高速化
II型になり動体追尾性能は約4倍の速度を達成しています。
さらにレンズ内蔵SSM（超音波モーター）の高速でなめらかなレンズ駆動を実現。

さて3点の気になる状態ですが・・・
MINOLTA AF 300mmF2.8G(High Speed AFタイプ)
並品
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鏡筒にはスレキズがあります。
「MINOLTAファン」憧れの「HIGH SPEED AF APO 300MM」のシールが輝いてます
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差込フィルターの鏡筒部にややスレがあります。
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丁寧に使われていたのか
三脚座は少しのキズがある程度で比較的キレイです。
1989年4月発売という点を含めれば
コンディションは決して悪くないと思います。

SONY 300mmF2.8G
美品
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フォーカスロックボタン横の鏡筒に少しキズがあります。
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三脚座には少しの使用感はありますが
何度か装着するとすぐについてしまいそうな程度のキズです。
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三脚座の側面にもうっすらと塗装のはがれがあります。
お客様に安心してご購入していただこうと粗探しをしてしまいましたが
全体的には美品らしい大変コンディションの良い状態です。