“近からず 遠からず 絶妙な遠近感” で絵を切り取るレンズといえば85mmでしょうか。
その絶妙さを味わい、ズームできない固定された画角に縛られる撮影も楽しいであろうと
じっくりと紅葉撮影。最短撮影距離が約1mで近づくことができないので、小さい葉は
かなり離れて中央に収め、周辺に入り込んでくるモノを前ボケで演出するのに没頭。
池の上の黄色く発色した紅葉に集中しファインダーを覗いていると、おや!カモさん?
おもわずカモさんのみにピントをあわせ黄色の葉っぱも取り入れてみました。
85mmでF値も明るいというスペックだからこその構図とピントの薄さを活用です。
大木の全体像をできるかぎり入れてみたい、青い空も背景におさめたい…
広角レンズではないのでそりゃもう難しいです。斜めにするしかないですね。
下から見上げ、薄い被写界深度を使ってスケールの大きさを表現できた風です。
ほぼ真上にレンズを向けて、一定の距離にある赤い葉っぱのみにピントをあわせ、
空からの強い逆光で葉っぱの輪郭を強調してみました。ホワイトバランスを少し
調整することにより、温かみのある雰囲気から寂クール絵まで表現できるのが楽しい。
今回の撮影機材はEOS 6DとEF85mm F1.2Lです。6Dは”Eg-AⅡ”という新型スクリーン
なのでファインダーが明るく見やすくなりました。つまり明るいレンズとベストマッチ!
EF85mm Lは現行Ⅱ型と旧型の2種類ありますが、どちらもよい写りで人気があります。
レンズ重さは約1kgと重量級!でもでも、そこはフルサイズ軽量機6Dでカバー!?
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