【EXアワード2013授賞式】thinkTANKphoto
2013年最もエキサイティングしたメーカーを投票する「エキサイティング・オブ・ザ・イヤー2013」のアクセサリーメーカー部門で
見事優勝した「thinkTANKphoto」様に記念のトロフィーを贈呈しました。
アメリカ生まれのthinkTANKphotoは、ブランド創設の翌年から銀一株式会社が日本正規代理店として国内への輸入はもちろん、
各種修理等のサポートを行っています。
今回は東京月島の銀一スタジオショップにお邪魔して、優勝した喜びの声と製品の魅力を聞いてきました。
thinkTANKphoto製品に関して詳しくご説明いただいた銀一の柏原さん。
今回の優勝にとても喜んでいただきつつも、製品の素晴らしさを熟知されているだけあって当然の結果だったかのような自信も伺えます。
■マップカメラ
優勝おめでとうございます。まずは優勝した要因と思われるのthinkTANKphoto製品の魅力をお聞かせください。
○柏原さん
やはり一つ目はユーザー目線で製品開発を行っていることに尽きると思います。
メーカーの創業チームがカメラマンであり、撮影現場がが求めていること、またこれから求められてくることを的確に把握しているところが大きいです。
また実際に利用をした撮影現場からのフィードバックを行い、新製品の開発に活かすという良い循環がなされています。
また、二つ目に製品ラインナップのバージョンアップがあげられます。
カメラに関しても例えばキヤノン「EOS 5D…Mark II…Mark III」とバージョンアップをしていくようなものが上位モデルに多く見られますが、それと同様にthinkTANKphotoの定番シリーズについてもVer.2という形でバージョンアップを行っています。
流行に合わせて製品を開発するのではなく、支持をされている製品はより良くすることで長くお気に入りの製品を愛用頂いたユーザーの方に、また後継品に買い換えて頂けるというケースも多くなっています。
流行や時代に合わせて、例えば新しい色を出してみました、こんなデザインを提案してみます…といったことではなく、リニューアルの際にはより良い素材が見つかったから素材を変更するといったように延長線上に沿った製品開発をメーカーが心掛けています。
このように製品やブランドとしてのアイデンティティがしっかりと保ち続けられているのも魅力になっているはずです。
全てのバッグ製品にレインカバーが付属されているあたりにも、実際の経験が基づいていることが分かります。
■マップカメラ
種類豊富にいろんなバリエーションがあるんですね。
○柏原さん
ご覧頂いて分かる様にカラーバリエーションはほとんどありません。ですがサイジングが豊富にあるので用途にいろいろと合わせて選ぶ事ができます。
一度使用された方が、使い勝手の良さからサイズ違いを追加で購入されることも少なくありません。
■マップカメラ
特に人気の高いモデルはありますか?
○柏原さん
他社ではあまり見ないローリングカメラバッグのシリーズが人気ですね。
こちら(上部写真)のエアポート・ナビゲーターは今までのローリングケースとは異なり開口部が上部にあるトップローディング方式を採用したモデルとなっており、航空機の機長などが利用するキャプテンバッグなどに近いデザインとなっています。
もちろん通常通りにフロントから大きく開口することもできますし、非常に使い勝手がよくできています。
さらにグリップ部分にもう1つショルダーバッグが固定できるので、スタジオ撮影などで一度に沢山の機材を運ぶ際にも便利です。
上部に装着したアーバンディスガイズは言わずと知れたthinkTANKphotoができてからの定番モデルでして、今ではVer.2となりより初期モデルより使いやすくなっています。
リニューアル後の時間も経過していますが長く支持を頂いけています。デザインが一見カメラバッグに見えないところもポイントでして通勤バッグや週末の撮影時のバッグなど多用途にご利用頂けます。
またthinkTANKphotoの製品は一般的なカメラバッグ、ローリングケースに加えコンポーネント(ベルトシステム)の充実も特徴となっています。
用途に応じて適切な機材を入れるホルダーを取り付け、現場でベルトのように腰に着用したり、また肩にナナメ掛けして使用したりと様々なシーンで機材の持ち込み、また運用に最適化が可能です。
■マップカメラ
2014年、今後のthinkTANKphotoの国内での展望はどうでしょうか?
やはりアメリカ発信のブランドとなっておりますので、そちら主導での製品開発が行われています。
ただ、日本国内のマーケティングに関しては我々(銀一)が担っておりますので、撮影現場やユーザーからのメーカーへのフィードバッグもしておりますし、次回の新製品に要望が反映されるケースもあります。
ただ撮影現場の実態としてアメリカと国内にはまだまだ差があるのも事実でして、例えばPCとの連結撮影ですとか、現場で撮影したデータをタブレットを介してクライアントに見せたりなどそういった文化はまだまだ日本では局所的にしか根付いていません。
PCやタブレットの携帯性が優れてきた今だからこそ、カメラと撮影に今後関わりの深まっていくそういった機材を大事に収められる、ケーブル類の有効なスペースの確保をした製品の展開などに今後は重きをおいていきたいと思います。
■マップカメラ
今日は貴重なお時間を頂きありがとうございました。
今回優勝の記念にthinkTANKphoto様より素敵な記念品をいたきました。
こちらの商品は、記念キャンペーン期間中にマップカメラwebサイトでお買い物された方に抽選でプレゼントいたします。