【SIGMA】しぐまびより Part2
1つの焦点距離だけで散歩に出かける。
選んだその画角で手に入れる世界はどんなだろう。
いつもの道も陽の射しようで違って見える。
それが楽しくて歩きます。
電車賃もかかりませんし。
何百回何千回通り過ぎたか分からない道に思わぬ発見があったり。
たまには家でぼぉーとしてる時に撮ってみたり。
光はなんでもないものにも降り注いで
その時にしか見れない瞬間を生みます。
使い古されて忘れられていってしまうもの。
廃れているものに魅かれるのは、
今には無い過去だから。
猫を追います。
自分の事なんて気にもかけない猫。
その気ままさが羨ましくもあり。
なんかちょっと憎たらしくもあり。
でもやっぱり結局は愛らしくもあり。
(本当に終始気にかけてもらえず)
もう戻らない少年時代に思いを馳せてみたり。
もうじき来る春の季節に想いを寄せてみたり。
日常は今日も明日も、
大きな変化は起きないまま過ぎていきますが
ささやかな変化を見つける事が出来れば
日常はちょっぴり楽しくなる気がします。