【Leica】 金曜フードショー☆第3回 FISON エルマーL50mmF3.5用フード
みなさん、こんにちは「金曜フードショー」へようこそ!
レンズフードは、フレアやゴーストなどの原因となる有害光のレンズへの入射を防ぐためのものですが
レンズフード自体がコレクションの対象にもなっています。
このコーナーでは、実用的なものや変わった形のものなど多種多様なレンズフードを取り上げていきます。
ライカのフードのなかでも「元祖フード」とも言えるのがFISON エルマーL50mmF3.5用フードです。
レンズ固定式の「ライカ I」(1925年)用に初登場(レンズはアナスチグマットあるいは、エルマックス、後にエルマーまたはヘクトール)。
1963年までつくられた、FISON は、バリエーションが多数あるフードです。
今回紹介するのは、レンズへの取付けが「押しネジ」式のタイプです。
大きさは、本体部の直径が約36mm、奥行18~19mm、レンズへの取付け部の外径が40mm(ネジ部除く)、内径が36mm、重さが約18gです。
刻印に「GmbH」とあれば、第二次大戦後につくられたものです。
一番右の フード本体部に段が無く、先端部に丸みが無いのが、最終型です。
フィルターが「A36」のレンズに取付け可能ですので、指定フードが手に入りにくいズマール50mm用(SOOMP)や
90mmF4や135mmF4.5用のズームフード(FIKUS)の代用としても使えます。
↓ ズマールL50mmF2 に最終型FISONを装着しました。
ズマールに着けた時、最終型なら、絞り指標が見えます(写真右)。 ズマールには最終型がオススメです。
いや~フードってほんとにいいもんですね!