【SONY】α7とマウントアダプター RICOH その3
「XR RIKENON 50mm F2」シリーズに較べて中古市場で見ることは少ないレンズです。
カメラとのセット組も設定されていましたが「XR RIKENON 50mm F2」のセットが格安なので流通量が少なかったと思います。
金属製で最短撮影距離45mmで「XR RIKENON 50mm F2」初期型に類似しています。
「XR RIKENON 50mm F2」ほどバリエーションはありませんが
短鏡胴モデル「リケノン 50mm F1.7」(最短撮影距離60mm、プラスチック鏡胴)になり
最終は「マルチプログラムAE」対応の「リケノン P 50mm F1.7」に発展します。
やはり開放はフレアが発生して色にじみもあります。
僅かに樽型の収差が見受けられます。
ただ、一段(F2.8)絞るだけで劇的にかわります。
設計が古いレンズに関わらず線は細くコントラストも高いです。
発色も悪くなく赤系色の出方は少し強めです。
描写の初見では現在のデジタル専用レンズと見まごうてしまいます。
点光源は他の「RICOH」レンズと同じく正六角形ですので注意が必要です。
そして、モノクロで使っても楽しめるレンズです。
今回も「RICOH」レンズのコストパフォーマンス高さに驚かされました。
マウントアダプター使用の際には無理やり装着などされないように注意して下さい。