雨が降り、空は暗く、少し靄がかかっている。そんな時の風景写真は遠近感とスケールが大きくなって素敵。

雨の日は屋内での撮影。ネットで探してみると意外とたくさんのスポットがあるものです。

暗い場所、照明の射し具合で画全体のイメージが変わります。あっちに向けたりこっちに向けたり、
明るくて軽くて、トルク感のいいピントリングを備えたレンズは暗い場所でとても使いやすい。

かなり昔にこのレンズを使ってフイルムカメラEOS-1で撮ったフィルムをまた同じレンズで撮ってみる。

開放F1.4のMFピント合わせ。できあがった画がどうなってるのかが、いつもいつも楽しみなんですよね。

プラナー50は自然のものを撮ったときのやさしい描写も得意。スッキリ爽快感があるツァイスの色が光る。

今回、使用したレンズは”Planar T*50mm F1.4 MM“、カメラは”Canon EOS 6D“、マウントアダプター
を使用して撮影を楽しみました。このレンズはCONTAXを代表する超定番50mmですが、他社の50mmには
ない独特の柔らかい描写、言葉にできないキラリと光るセンスを持ち合わせているのです。写真作品を
つくるための”一生使える標準レンズ“..であるとおもっている人、きっとたくさんいるとおもいます。

写真と文：J.ENDO

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